在校生・修了生インタビュー
北陸先端科学技術大学院大学
先端科学技術研究科
先端科学技術専攻(博士前期課程・博士後期課程)/融合科学共同専攻(博士前期課程・博士後期課程)
- 情報・IT系
- 東京都
- 大学院
- 新しい可能性を見つけるため
- 得られた研究成果を実務に活かしたい!と考え、研究を続けています。
塚原 美樹さん(61歳)
上智大学卒業。キャリアを積みつつ学び、2004年3月中小企業診断士登録、同年9月(株)ヒューマン・リスペクト創業。2022年4月同学博士前期課程入学、2024年4月博士後期課程入学。
自分の知識や能力をブラッシュアップしたいと思い進学を決意
会社から派遣された経営セミナーへの参加をきっかけに「経営」に興味を抱き、中小企業診断士資格を取得。その後会社を設立し仕事に邁進していましたが、資格を取得して18年が経ち「自分の成長投資の必要性」を感じ進学を決意。JAISTを選んだのは、野中郁次郎先生が初代研究科長を務められた『知識科学』の領域に興味を抱いたこと、現代社会に必須のスキルとなる『サービス経営』分野を学べる環境が整っていること、さらに修了生の評判も高く迷わず入学。品川駅すぐの利便さや学費も魅力でした。
こんなに面白いことを知らずにいた!リスキリングの重要性を実感
東京社会人コース特別選抜で入学し知識科学系を選択。授業内容の一つ一つが深く、興味関心を切らさず学修できました。今までの知識が薄かったと反省したり、こんなに面白い内容を知らずにいたことに気づいたりとリスキリングの重要性を実感。学生同士の交流も盛んで他業界の話を聞けたり、メタバースやAI等に取り組む同窓生や情報系の学生から刺激を受けたりできるのは、文理関係なく学べるJAISTならではの魅力です。ここで得た多くの経験と気づきを自身の研究成果や実務に繋げたいと思います。
私のオススメ科目
知識経営論
SECIモデルをはじめとする知識創造と知識経営に関する授業です。日本を代表する経営理論を直系の先生から教えていただき、知識を深めることができました。
サービスサイエンス論
サービス科学の基礎となるサービス・ドミナント・ロジックを学べる授業。「すべての経済活動はサービス活動である」というサービスの概念をきちんと捉えた上で、物事を考えることができるようになりました。
次世代技術・サービス経営特論
英国ケンブリッジ大学の先生から直接「技術経営」や「サービス経営」を学べる稀少な授業。国際色豊かな教授陣から直接教えていただける機会が多く、英語力アップのモチベーションも高まりました。
お金のやりくり法
国立の大学院であるため、学費はかなりリーズナブルだと思います。子どもが社会人となり独立したため、自分の成長のためにお金をつかうことができました。
ある一日のスケジュール
7:30~ | 起床・身支度・オンデマンドの学習システムで英語学習。 1年次の秋からオンデマンドで英語学習を開始。大学院では英語での講義を受ける機会もあるため、一気に英語へのモチベーションがアップしました。 |
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9:30~ | オンラインで英会話を学習。 DX化が進み、いつでもどこでもスキマ時間を活用し効率的な学習が可能になりました。上手に取り入れながら、博士後期課程でも英語力を磨き、研究に活かしたいと考えています。 |
10:00~ | 仕事。 生徒を募ったり講師を派遣したり、思考の表現方法マインドマップの学校として事業を展開。JAISTでの学修成果もあり「マインドマップの学校と言えば(株)ヒューマン・リスペクト」と言われるようになりました。 |
17:00~ | 仕事を終え、品川の東京サテライトに移動。 1年次は、平日毎日18:30~22:00の授業と土曜9:20~17:20の授業とレポート提出等で単位を取得。それをひと月に1~2回行いました。オンラインで受講できる授業もあります。 |
18:30~ | 対面授業。 知識経営/技術経営/イノベーション/倫理哲学/社会科学方法論/システム科学方法論/サービス科学/ウェルビーイング・マーケティングなど、トランスフォーマティブ知識経営領域に関する授業を受講しました。 |
22:00~ | 授業終了、自宅へ。 石川県が本拠地となるJAISTは、東京だけでは得られない地域社会・地域産業に触れられる機会があります。教授や学生も多彩な分野・領域の方がいて交流も多く、新たな人脈を作ることができました。 |
23:00~ | 帰宅。 仕事と両立しての大学院進学は大変なこともありますが、大変さを乗り越えること自体が、貴重な経験になります。長期履修制度、科目等履修生制度など社会人に嬉しい制度があり、多くの学生が利用しています。 |
問合せ先 | 03-5460-0831(東京サテライト(社会人教育係)) 0761-51-1966(入学案内担当(学生募集係))ホームページはこちら |
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