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関西学院大学大学院

言語コミュニケーション文化研究科

言語コミュニケーション文化専攻

言語科学

言語及び言語使用の実態、言語のメカニズムを学ぶ

言語文化学

英語圏・仏語圏・独語圏・中国語圏等の文化研究や異文化理解を学ぶ

言語教育学

第二言語習得の方法論、教材や教授法の開発を含むメカニズムを学ぶ

日本語教育学

日本語非母語話者の日本語習得の方法論、メカニズムを学ぶ

言語コミュニケーションを言語・文化・教育面から横断的に研究

現代社会は政治・経済・文化・環境・科学などのあらゆる分野において、もはや地球レベルの協力と情報交換がなければ、問題に対処することができない。そのために異文化間のコミュニケーションをいかに円滑に行うかが今日的課題となっており、そのなかでも言語の果たす役割は非常に重要。言語はその民族や文化に深く根ざしているため、ある言語を理解するということは、言語そのものの構造のみならず、それと密接に結びついた文化を理解することに他ならない。したがって、真の言語コミュニケーションの成立には個々の言語とその背景にある文化の組織的な研究が不可欠。この使命を果たすため、2001年に同研究科が開設された。

創立以来の言語教育の伝統を活かし、今日的課題に向き合う

同研究科では、言葉や文化の壁を超えて互いの力を分かち合い、高い志をもって未来を創造するグローバル化の時代の担い手となる人材を育成する。前期課程では、４つのプログラム（言語科学、言語文化学、言語教育学、日本語教育学）に分かれて学ぶが、他のプログラムの科目も自由に履修できる柔軟なカリキュラムを設定している。また、指導教員やサブ・アドバイザーによるきめ細かな指導を徹底しており、確かな研究能力の養成に取り組んでいる。後期課程では、指導教員が実施する個人指導の「個別研究指導」と、指導教員を含む3名の教員が実施する集団指導の「リサーチセミナー」の2つによる研究指導が行われる。

大阪梅田キャンパスでの夜間授業を中心に修了を目指す

同研究科前期課程では、入学者の選抜として、一般入試と社会人入試を実施し、大学卒業予定者と社会人双方の積極的な受け入れを図る。また、言語科学・言語教育学プログラムでは、昼夜開講のカリキュラムを編成。一般学生、社会人学生の区別なく授業を開講し、夜間授業のみの履修でも修了に必要な単位を修得することができる。言語文化学および日本語教育学プログラムでは、原則的に授業は昼間に開講する。なお、昼間授業（1時限～5時限）は西宮上ケ原キャンパスで行われるが、夜間授業（6時限・7時限）については原則として大阪梅田キャンパスで実施する。

カリキュラム（一部抜粋）

言語コミュニケーション文化特論/ことばと文化/英語オーラル・プレゼンテーション/英語アカデミック・ライティング/フランス語論文作成/ドイツ語論文作成/中国語論文作成/言語科学/音声科学/言語構造論/対照言語学/言語語用論/コーパス言語学/社会言語学/心理言語学/言語文化学/比較文化学/演劇学/映画学/多言語主義・多文化共生/日本文化/英語圏文化/フランス語圏文化/ドイツ語圏文化/中国語圏文化/言語教育学/第二言語習得/カリキュラムデザイン/授業分析/教育評価/英語教育法/英語教育教材研究/英語教育実践/日本語教育学概論/日本語文字・表記教育/日本語語彙・文法教育/日本語会話分析法/日本語教育トピックス/日本語教育実践

年齢別構成

在学生数
（前期課程）20代34名、30代1名、40代2名、50代5名、60代0名、70代1名
（後期課程）20代9名、30代3名、40代0名、50代2名

同学調べ（2024年4月現在）