学校の進路指導方針を知る初めての機会。子どもの進路選択にどうかかわればいいか、悩みがあれば先生に相談を。

進路を考える第一歩は、自分がどんな人間か知ることから。適性テストを受けたり、身近なことで「好きなこと」を考えさせると発見があるかも。

担任からは学校での様子を、保護者からは家庭での様子を報告し合う。進路の疑問や子どもへの思いなどを率直に伝えてOK。

この時期にぜひ大学・短大・専門学校などのパンフレットを取寄せて。具体的な志望校選びはまだでも、進学情報になじませ、将来を身近に感じさせるのに効果的。

約35％の高校生が保護者同伴で見学に行った経験がある（※）。大学や専門学校の雰囲気を味わうだけでも、進路に興味をもつきっかけになる。

※リクルート「高校生の進路選択に関する調査2009」より

大きな行事は、集団に貢献する意識、全力で取り組む集中力、何かを成し遂げる達成感などを味わい、成長するチャンス。頑張る姿を応援してあげたい。

進路の方向性に応じて、どのクラス・コースに進級するか考えること。教科の得意・不得意だけで決めると後悔のもと。将来を考える必要がある。

職業人講演会、インターンシップなどの行事を行う学校が多い時期。保護者が自分自身の仕事のやりがいを語ってあげると、大きな励みに。

将来の仕事や学びたい学問が絞れてきたら、いよいよ学校探し。学校の情報をどれだけ集められるかが大きな鍵になる。

希望進路を学校に報告。具体的な志望校名を書かせる学校も少なくない。保護者もその内容を把握し、意見が合わないなら話し合っておくこと。

進路についてどこまで考えられたかチェック。もし思うようにできていないなら、オープンキャンパスや資料請求などの行動を起こして。