テレビ局と起業の二足のわらじ

本岡 大智

4年次生

大阪府・大阪学院大学高等学校 出身

関西テレビ放送株式会社(内定)

勉強だけじゃ


もったいない

大学生活は4年間もあるので、勉強だけをするのはもったいない!そう思って、社会連携活動やサークルの立ち上げ、入学式の運営など、たくさんの活動に取り組んできました。なかでも思い出深いのは、PBL(課題解決型学習)の授業で取り組んだ吹田市の「下水道プロジェクト」。下水道と聞くと、きつい・汚い・危険の3Kというイメージが浮かぶかもしれませんが、詳しく知るうちにそうじゃないと気づきました。下水道から資源が作られているし、僕たちの衛生面も守られている。それを市民の方に知ってもらおうと、SNSを使って動画配信を始めました。最初は僕たち学生が主体で発信していましたが、今は職員さんたちが公式のSNSアカウントを作って引き継いでくれています。

良い失敗


悪い失敗

吹田市とのPBLが評価されたことで、次のチャンスが巡ってきました。JR吹田駅前の商店街のビジョンプランを提案してほしいという依頼を受けたんです。僕はプレゼンテーションは自信があったんですが、今回は肝心の提案内容がダメダメで…。きちんとした知識や下調べがないままに、小手先のテクニックでごまかそうとしていたんだと思います。プレゼンを聞いた吹田市長に、そのことを厳しく指摘されてしまいました。僕は失敗には良い失敗と悪い失敗があると思っていて、一生懸命取り組んだ結果の失敗は、次に生かせる良い失敗です。だけどそのときの失敗は、自分の慢心が招いた悪い失敗だと深く反省しました。

働きながら


起業をめざす

卒業後は起業を視野に入れていましたが、まだまだ実力不足だと痛感。まずは会社に入り、知識と経験をたくさん増やそうと方向転換しました。テレビ局をめざそうと思ったのは「下水道プロジェクト」がきっかけ。多くの人が知らない、だけどなくてはならない社会インフラを広く知ってもらう仕事がしたいと思ったんです。直近の目標は、情報番組で社会インフラの特集を組むこと。副業が認められているので、将来的には働きながら起業をめざすつもりです。僕は経営学科でリーダーシップ理論や目標設定の重要さを学び、それを様々な活動に生かしてきました。社会に出てからもやることは同じ。学習⇔実践の繰り返しで、成長を続けていきたいと思います。

※インタビューの情報は2025年2月現在のものです。

大阪学院大学 | 〒564-8511 大阪府吹田市岸部南二丁目36番1号 | TEL:06-6381-8434(代表)
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