医療
「遊び」を制するものはリハビリを制する!?

「遊び」を科学する、作業療法とは?
「遊び」について、あらためて考えたことはありますか? 人は自分の興味や好みに合わせた遊びをすることで、気分のリフレッシュや満足感を得ることができ、遊びは年齢を問わず人に不可欠な活動です。そこで遊びを取り入れたリハビリテーションが作業療法にはあり、遊びを通して子どもの発達や成長を促しています。遊びの合う合わないは子どもによって異なるものの、「これが一番」という遊びはありません。なぜなら遊びは「子どもが自ら選択すること」が重要であり、大人が考えた遊びを一方的に提供することではないのです。だからこそ、子どもの気持ちに寄り添いながら一人ひとりがやりたい遊びを一緒に楽しみ、やりやすいように支援する姿勢が、作業療法士には必要になります。
「あたりまえ」の中にある作業療法
大好きな音楽を聴いたり、友だちとおしゃべりしたり、スイーツを食べたり……。皆さんも様々な活動を通じて、毎日楽しい時間を過ごしていることでしょう。しかしもし、これら活動ができなくなったらどんな気持ちになるでしょうか? 今は気づきにくいかもしれませんが、日々の「あたりまえ」の活動の大切さをちょっと考えてみてください。作業療法では、全ての人が行っている活動を対象とし、この活動のことを作業療法士は「作業」と呼んでいます。作業では、毎日の生活を充実して過ごすために、個々に合わせたやりがいや楽しさを感じられる活動を一日にひとつでも取り入れることが秘訣です。皆さんにとっても「あたりまえ」の活動が、元気の源になっているのかもしれませんよ。


