設計した住宅がかたちになり
地図に残り続ける。
私が担当するのは、注文住宅の設計。プランの提案やお客さまとの打ち合わせ、業者や現場とのやりとり、お引き渡しまでの一連の業務を担っています。ハウスメーカーというと、形がある程度決まっていると思われるかもしれませんが、意外と自由度が高く、さまざまな空間づくりが可能。KYOBIで課題やプレゼンと向き合い、「この空間の使用方法は?動線は?意味は?」「プレゼンではどんな質問が飛んでくるのか?それにどう答えるのか?」と考え続け、自分自身と格闘した経験が今に活きています。
この仕事の一番のやりがいは、お客さまとともに考えぬいた住宅が完成し、一緒に喜べること。ただ、嬉しさだけではなく、これから先何十年も自分が設計した住宅が地図に載ることを考えると責任も感じます。今は業務をこなすことに精一杯ですが、お客さまにプラスアルファの提案ができるようにこれからも学び続けたいです。
2年生の頃の設計課題に
今ならどう取り組むだろう?
幼い頃から住宅や間取り図を見ては「自分ならこの空間をどう使うかな」とよく空想していたので、設計を仕事にしたのは私にとって自然な流れでした。KYOBIを選んだのは、京都という立地や二級建築士の資格を在学中に取得できること、建築デザインに加えて伝統建築も学べることに惹かれたから。オープンキャンパスに参加して即決し、文系の私でも面接と書類審査のみで受験できる総合型選抜を受験しました。入学後は基礎から学べたので、文系・理系の隔たりを感じることはなかったように思います。
在学中、特に印象に残っているのは、2年生の頃に取り組んだ集合住宅の設計課題です。コロナ禍や現代社会の風潮として隣人との関わりが減少したことによる子育て世代や高齢者の孤立に対して、解決策を提示したいという思いで作った作品です。集合住宅も扱う会社であるため、目にする機会も多く、ふとした時に「今ならどんなプランを提案するだろう」と時々考えたりもします。
まち全体がキャンパス!
贅沢な環境での学びが財産に。
KYOBIの建築学科は京都全体がキャンパス。博物館や神社仏閣などさまざまな建築が集まる場所で学べるのは贅沢な経験だったと今になって思います。建築だけでなく、デザインや伝統芸術も身近にあふれているのは、KYOBIならではの魅力。全てが将来に直結しなくても、ここで学んだという経験そのものが大きな財産になるはずです。また、資格取得や日々の勉強に関しても充実したサポートがあります。資格試験の対策講座はもちろん、日常会話の延長で先生に質問や相談をできる環境です。私自身も研究室の担当教員である杉本先生をはじめ、多くの先生方のサポートのおかげで課題や資格対策に励むことができました。少しでも「やってみたいかも」と思ったら、ぜひ挑戦してみてください。楽しい学生生活が待っています。