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在校生・修了生インタビュー
関西学院大学専門職大学院
経営戦略研究科
経営戦略専攻(ビジネススクール)

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新しい可能性を見つけるため
中小企業・ベンチャー支援など、本業の延長線上になかった学びで地域経済に貢献したい

川崎 真規さん(46歳)

株式会社日本総合研究所勤務。約10年間中国に駐在し、医療機器メーカー現地法人のコンサルティングを担う。帰国後、関西学院大学大学院中小企業診断士養成プログラムに入学。2024年3月修了。

中小企業診断士養成プログラムへの入学の動機は?

駐在先の中国から戻った際、日本のデジタル化の遅れに驚きました。日本の経済成長をマクロな視点で考えたとき、中小企業のDXやベンチャー企業の支援は不可欠であり、大企業のコンサルティングと併行し、中小企業や地域経済の成長にも貢献したいと思うようになりました。関西学院大学大学院には中小企業診断協会の理事をはじめ錚々たる講師陣が揃っています。普段お願いしても叶わないような方々に自分のレポートを見てもらえるわけです。そんな贅沢な経験はないと思い、入学を決めました。

実際に学んでみてどう感じたか?

授業や実習の中で数多くの中小企業経営者と接することができました。その経験から経営判断の拠り所となる信念や理念が大企業経営者と異なることを実感。経験や人生から形成された独特の理論があり、それをいかに理解し、どう問題解決を提案するのか、中小企業診断士としての手腕が試される部分を大いに育むことができました。さらにベンチャー企業支援や企業統治理論、イノベーションなども従来以上に深く理解でき、修了後は大学院での学びを糧に中小企業コンサルティングの副業を開始しました。

私のオススメ科目

ベンチャービジネス事例研究

業界業態・ビジネスモデル・ステージなどを問わず集中豪雨のように浴びせられる、ベンチャービジネスの多数の事例について考察しました。様々な課題への対応策や判断基準を考えるうえでとても参考になりました。

中小企業経営革新

中小企業診断士として大阪府よろず支援拠点等で活躍する先生と経営革新事例を多面的に分析します。中小企業庁経営力向上支援の対象企業を分析することで、中小企業支援政策への考え方についても理解が深まりました。

テクノロジー・マネジメント

リソースが少ない中小企業にとって大企業が合理的にやらないサービスなどを創出することが重要です。そのためのイノベーションとは何かや、イノベーションのジレンマについて具体的な事例から学ぶことができました。

お金のやりくり法

参考文献はなるべく購入するなど、学びへの出費は将来への投資と考え、惜しまないようにしました。学費のことや進学後の生活の変化などについては家族にきちんと伝え、理解を得てから入学を決めました。

ある一週間のスケジュール

平日平日は週に数日、夜間の授業を受講。授業がある日は18時前に仕事を切り上げ、大阪梅田キャンパスに通学。22時まで授業を受講しました。アクセスが良い大阪梅田で学べることも入学の決め手になりました。
土曜日週末は9時から21時まで大学院で授業を受講。海外法人の社長経験者や個人事業主、中小企業の2代目社長など、多様な学生と知り合うことができ、修了後も大学として研究会を作り、継続して様々一緒に取組んでいます。
日曜日土曜日と同じように朝から晩まで授業を受講。レポートや課題などは早朝や仕事終わりにこなすことが多かったです。社会人になると人に教わる機会が減るので、大学院での2年間は特別な時間でした。
問合せ先0798-54-6572(経営戦略研究科事務室)ホームページはこちら
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