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在校生・修了生インタビュー
日本大学大学院
法務研究科

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専門性を高めるため
司法試験一発合格!合格をめざす勉強を、サポートしてくれる最適な環境がありました。

高野 修一さん(25歳)※取材時

2013年日本大学法学部入学。司法試験をめざす学生向けの課外講座「司法科研究室」に参加する。2017年同学法務研究科既修コース入学。2019年3月同修了後、同年司法試験初挑戦で合格を果たす。

教授との距離が近い少人数授業。夜間で学ぶ社会人からも刺激!

大学入学時、軽い気持ちで参加した司法科研究室での弁護士の先生方の話や裁判官の本を読み、
法曹に興味を抱き司法試験をめざそうと思いました。大学院は少人数授業で、教授が一人ひとりの名前を憶えて下さり密接な関係の中、手厚い授業を受けることができました。更に夜間の授業で、限られた時間の中で学ぶ社会人の方々の勉強法や意識に触れながら学べたことは、大学からそのまま進学してきた私にとって大きな刺激になりました。実力のある方々の高いレベルの中で切磋琢磨できたと感じています。

授業の中で自分の弱点を見つけ、それをつぶしていくような勉強を

実務家と研究者の教授をバランスよく配置している授業は同学の魅力。裁判官など最前線で実務を経験された教授が多く、抽象的な法律論も経験のもとに説明下さり具体的にイメージできました。一方、憲法についても研究者の教授が判例の要点や学説上の考え方を丁寧に指導して下さいました。私は合格に向けた「自分の勉強」が主であり、「授業」はその勉強の一部と捉えていました。授業で自分の弱点を見つけその克服のために自ら学ぶ、その繰返しが大切で、その点同学の環境は最適だったと思います。

私のオススメ科目

公法系演習 I

蟻川教授の授業。判例を素材に原告・被告・裁判所の考え方を整理し、その背景にある法律論や考え方を紐解いていく内容です。司法試験の対策のみならず、憲法の奥深さを感じることができたおすすめの授業です。

憲法総合

岡田教授の授業です。公法系演習 I の授業とは逆に、事例問題の中で判例や学説の考え方をどのように応用すべきかが分かる授業でした。ある事例の考えを、他の事例ではどのように応用すればよいかが分かりました。

刑事事実認定論

具体的事例を題材に事案処理をしていく授業でした。私は刑事系科目を苦手としていましたが、今まで学んできた知識を具体的事案の中でどのように活かせばよいかが分かり、理解を深めることができたと感じています。

お金のやりくり法

学費全額免除の奨学金を頂き、生活費は日本学生支援機構の貸与型奨学金を借りたため経済的に困窮することはありませんでした。同学の奨学金制度が充実している点は、大学院選択の大きなアドバンテージになりました。

ある一日のスケジュール

7:00起床。身支度をし、その日の授業の予習などを行い、授業に向かいます。
基本的に勉強する時間や場所、就寝時間等を厳密に決めていませんでした。「できる時にできるだけ勉強する」というスタンスで過ごしていました。
10:00~授業に出席。勉強法はネットや図書館で調べたり合格体験記を読んだりあれこれ試しました。「この方法で行こう!」と決めたのは試験6ヶ月前。様々な方法で身につけた知識を半年かけて整理していったという感じです。
13:00~昼食休憩。アクセスも良く便利な立地にあるのはこの大学院の魅力の一つです。周囲の飲食店も充実しているので、友人とよくラーメンを食べに行っていました。
14:30~講義等に出席。勉強していると条文ではなくその解釈に重きをおいてしまいそうになりますが、私は条文を大切に学ぶようにしていました。条文に立ち戻り、解釈と往復しながら結びつけて学んでいくことが大切です。
18:00~課外講座のゼミに出席。短答や論文対策で学部の司法科研究室が利用できるなど、同学には様々な学びの場、サポート環境が整っていたと思います。
21:00~帰宅し、夕食や風呂などを済ませます。
23:00~勉強。自分の弱点を克服するべく勉強をします。気分がのればそのまま朝まで勉強することもありました。
翌1:00就寝
問合せ先03-6261-3210(法学部大学院事務課)ホームページはこちら
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