在校生・修了生インタビュー
中部学院大学
通信教育部 人間福祉学部
- 福祉・医療・健康・生活
- 岐阜県
- 通信制
- 新しい可能性を見つけるため
- 福祉や心理に関する知識を養い、困難な状況にある方たちの役に立ちたいと考えました
田中 彩子さん(35歳)
保育士として働いていたが出産を機に退職。その後、2021年に中部学院大学通信教育部に3年次編入学。家事・育児をしながら社会福祉士、認定心理士の資格取得を目指して3年計画の勉学を継続中。
この大学に入学した理由は?
出産直後にコロナ禍に伴う緊急事態宣言が発出され、その期間に貧困家庭や児童虐待の急増という報道に接して胸が痛む思いをしていました。元々保育士だったこともあり児童福祉分野には関心を持っていましたが、社会全体の福祉について学び、子どもたちを含めた困っている方たちの役に立ちたいと考えるようになったのがきっかけです。家事・育児と両立しやすい通信制であること、スクーリング・科目修了試験会場へのアクセスといった利便性の良さを考慮して中部学院大学への入学を決意しました。
この大学に入学して良かったことは?
例えばスクーリングでは、現場に精通した先生方から実務に直結した知識が学べるだけでなく、同じ志をもつ仲間たちとの交流により新たな発見や考えに触れられる等、多くの刺激が得られることです。実際に私自身の「社会」の見方も変わるなど、学習環境がフィットしており、前の学生時より充実しているなと感じます。将来的な想いとしては社会福祉士の学習を活かし、子どもや高齢者、障がいを抱える方などが安心して過ごせる「居場所」を提供する活動に携わりたいと考えています。
私のオススメ科目
社会福祉概論
福祉政策の基本的な理念や手法などを学ぶ科目です。さまざまな社会的な課題を題材にした動画を観て意見を出し合うグループワークを通して、社会的排除(差別)などの諸問題について深く考える契機にもなりました。
カウンセリング論
カウンセリングを行う上で相談者に接する際の態度や基本的な技法を学ぶ科目です。学生同士で実施する心理テストもあって、その反応から被験者の気持ちを探ることの難しさと大切さを同時に感じることができました。
福祉の心理学的アプローチ
精神科医療機関にて勤務する先生から学ぶ科目です。人の行動の背景にある心の問題を福祉の観点から捉え考察するのですが、この学習を通して日常生活においても周囲の方々の言動の背景を理解する意識が高まりました。
お金のやりくり法
これまでの貯えとパート勤務の収入で十分に賄えています。本学は履修する科目の単位に応じて支払う「単位制学費」ですので、学習する分だけの費用しか発生しません。そのため生活費等とのバランスがとり易いです。
ある一日のスケジュール
7:00~ | 起床。朝食後は子どもを認定こども園に送り届け、その後、週3日はNPO法人が運営する障がい者デイサービス施設でパート(9:00~15:30)として働いています。 |
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9:00~ | パートのない日は子どもを送り届けた後、すぐに帰宅。家事を済ませてからテキスト学習をしたり、レポートを作成したりする時間に充てています。 |
16:00~ | 子どもを迎えに行き、帰路にある公園に寄って子どもと遊んだり、スーパーで買い物をしたりして帰宅。その後、食事の用意をします。 |
19:30~ | 食事を済ませ、子どもをお風呂に入れてから寝かしつけると、ひと段落着けるのは21:00~21:30頃になります。 |
21:30~ | レポート提出期限や試験が迫っている時は勉強していましたが、最近は早めに就寝して、翌朝、2時間ほど勉強する「朝型」にシフトチェンジを図りはじめました。 |
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問合せ先 | 0575-24-2287(関キャンパス/通信教育部事務課)ホームページはこちら |
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