在校生・修了生インタビュー
産業能率大学
情報マネジメント学部
通信教育課程
- 経済・経営・商学
- 東京都
- 通信制
- 専門性を高めるため
- 自社の合併・統合を好機と捉えビジネスパーソンとして自己変革を図ろうと考えました
鳥原 洋一さん(32歳)
2011年、鳥羽商船高等専門学校卒業後、航海士として働いていたが、2015年、海運業界他社へ総合職として転職。2020年、マネジメントの知識を修得するため産業能率大学に入学。2022年、卒業。
この大学に入学した動機は?
勤めていた会社が合併することになり、両社の業務プロセスを統合する中で「自社のやり方」と「相手のやり方」の違いが鮮明になっていきました。その状況で感じたのは、AかBかを選択する以前に他業種においても通用する「一般論」を知らなければ議論にすら参加できないということです。そこで、働きながらマネジメントに関する幅広い知識やスキルを修得しようと決め、実践に即した経営知識が学べることや高専卒の私が3年次に編入学できることにメリットを感じて本学で学ぶことにしました。
この大学で得られたことは?
多様なバックグラウンドを持つ方々と意見交換するゼミの体験は特筆ものでした。異なる「個」である学生同士が「共振」を起こすことで学びが深まり、新たな視座が得られたと感じています。また、それまでは感覚に頼っていた企画書作成においても課題を構造化して解決策を考え、それを論理的かつ平易な文章にできるようになったと思います。さらに、自社の合併に際して社内に設けられた「企業理念」に関する対話の場において、経営陣とのディスカッションに加わることができたのも大きな成果です。
私のオススメ科目
人材マネジメント論
人的資源管理や雇用形態の変遷を通して「画一性の高い組織」の問題点にも触れる科目。当たり前だと思っていた制度や体系が実は「たまたまの産物」に過ぎないことが浮き彫りになり変革の必要性も認識できました。
ファイナンス思考力
未来志向の経営に必要なマインドセットについて学ぶ科目。会計の基礎とともにバランスシート偏重の弊害を淡々と説くテキストを読みながら、自分は「目先の利益にばかり目をやる短絡思考だった」と気づかされました。
組織変革論
現場目線で「変革の実践」に焦点をあてる科目。自社が合併による変革期を迎える中、私自身もDX推進担当として社内啓発活動に取り組んでいた時期だったこともあり、心に刺さる内容でしたし業務にも役立ちました。
お金のやりくり法
以前から月々の収支を家計簿で「見える化」しており、進学に際して、それを見直して交際費などを少し削りましたが、元々、学費がリーズナブルなので負担を感じたことはありません。
ある一日のスケジュール
8:00 | 起床。身支度を済ませた後、子どもを幼稚園に送り届けるのが私の役目。妻の負担を軽くするため子どもの世話は率先してするようにしています。 |
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9:00 | 通勤電車内(約45分)で勉強。元々、英語などの勉強や読書をするため確実に座れるよう始発駅近くに住んでいます。本学入学後は、テキストや参考文献を読む時間にしていました。 |
10:00 | 時差出勤制度を利用して遅めの出社。メインの仕事はLPGや化学品を輸送するタンカーのオペレーション業務ですが、在学中に社内のDXプロジェクトにも携わるようになりました。 |
12:00 | 昼休憩。サンドイッチを食べながら勉強。配付されるテキストや参考書籍などを読んだりしていました。こうした少ない時間を活用することが、後々、大いに生きてくると実感しました。 |
18:30 | 終業。入学前は関係者との会食が入ることも多かったのですが、コロナ禍の影響で激減したため、早めに帰宅して家族サービスや勉強に充てることができました。 |
20:00 | 帰宅。食事と入浴を済ませた後、子どもを寝かしつけます。 |
22:00 | 勉強。通信課程のプログラムはテキストを読むことからはじまりますが(その後、リポート提出→科目修得試験)、以前から本を読むことが好きだったため、勉強が大変だと思ったことはありません。 |
25:00 | 就寝。時差出勤と週2日程度のテレワークを実践していたので睡眠時間を削るようなことはなく、毎日7時間程度は確保できていました。 |
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問合せ先 | 03-3704-1436(通信教育広報課)ホームページはこちら |
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