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在校生・修了生インタビュー
産業能率大学
 情報マネジメント学部
 通信教育課程

  • 経済・経営・商学
  • 東京都
  • 通信制
専門性を高めるため
社労士業務における行き詰まり感や力不足を克服するための方法を模索していました

西村 香代子さん(47歳)

2018年、独学で社会保険労務士の資格を取得。2019年、社労士事務所に入所。2020年、産業能率大学「人材・組織マネジメントコース」に3年次編入学。2022年、同大学卒業後、建築会社に転職。

この大学に入学した動機は?

社労士事務所に転職したのですが、コンサルタントとしての専門性や対応力がより求められるようになると力不足を痛感することになりました。また、それまでは自分の意見を発言する経験をあまりしてこなかったことも、弱みと感じたこともあります。どうしたら克服できるか悩んでいた時期に浮かんだのが「大学に行けば何かヒントが見つかるかもしれない」ということ。そこで、私の関心事である人事労務関係の科目が豊富にある本学に編入学して仕事に生かせる知識と自信を養おうと決意しました。

この大学で得られたことは?

様々な方と意見交換するため積極的にスクーリングを受講しました。個性的な先生方の工夫を凝らした授業によってオンラインでありながら対面式と遜色のない熱気にあふれたグループディスカッションを数多く経験できました。人事労務やメンタルヘルスなどの専門知識はもちろん、人前で発言することへの苦手意識が薄まったことも大きな収穫。今後は従業員のモチベーションアップのための制度設計やワークライフバランスの取れた職場環境作りに学んだ知識と経験を生かしていきたいと考えています。

私のオススメ科目

人事評価の理論と実践

企業にとっても従業員にとっても重要な「人事評価」の在り方を基礎から学ぶ科目。正しい評価ができなくなるバイアスの危険性や、公正な評価をモチベーションアップにつなげるためのポイントを学ぶことができました。

交渉のデザインと実践スキル

ビジネスシーンに限らず、あらゆる場で役立つ「交渉力」について学ぶ科目です。特に顧客に対して専門家として対応する社労士業務においては、正確な知識はもちろん、言葉の選択や語調にも工夫が必要だと知りました。

組織におけるメンタルヘルスマネジメント

従業員のメンタルヘルス管理は人事・労務の重要な業務分野。職場でのストレスをどうやって軽減するのか、問題が起こった場合、担当部署や産業医とどのように連携してケアしていくのかなどを実践に即して学べました。

お金のやりくり法

本学は学費がリーズナブルなため貯蓄で十分に賄えました。ただ、それなりにまとまった額ではあるので、その領収書を見える場所に貼っておき、学費が無駄にならないよう自分を戒めました(笑)。

ある一週間のスケジュール

月曜日日常業務。当時は社労士事務所に勤務していたので、日中はクライアントから寄せられる問い合わせ対応、社会保険の取得・喪失などに関する書類の作成と電子申請の代行業務に従事していました。
火曜日定例会議&日常業務。毎月、定期的に会議を実施するクライアントがあり、その場で質問・相談に応えたり、私の方から法改正や人事制度、就業規則などに対する他社の取り組みを紹介したりしていました。
水曜日社内ミーティング&日常業務。毎週水曜日は、社会保険関連の法改正について社労士同士が情報交換を行い、それぞれが担当する企業で起こったイレギュラーな事象を報告し合い情報共有する日です。
木・金曜日日常業務。なお、月~金曜日は朝夕の通勤電車で約1時間ずつテキストを読んでいました(座ると眠くなるので立ったまま)。また、テスト前になると帰宅後も1時間くらい勉強しました。
土・日曜日終日、スクーリング。可能な限りスクーリングを受けようと考えていたので4年次は毎月1回のペースで受講。予習、授業、リポート、テストとつづく勉強は大変でしたが、手応えと面白さも感じていました。
問合せ先03-3704-1436(通信教育広報課)ホームページはこちら
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