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在校生・修了生インタビュー
名古屋商科大学ビジネススクール
マネジメント研究科 東京校

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専門性を高めるため
個別事象的な経験を体系化することで経営スキルを高めたいと考えていました

脇 尊裕さん(53歳)

金融機関を経てカルチュア・コンビニエンス・クラブに入社。経営企画管掌執行役員、グループ会社取締役を経て、2023年4月同社取締役CFOに就任。2023年9月本研究科修了(EMBA、中小企業診断士)。

この大学院に入学した動機は?

自社の経営企画やグループ会社の経営実務を経験する中で「点」として積み重ねてきた知識を体系的に捉えなおして、線や面にする必要があると考えていました。そこで経営に関する幅広い知識を吸収できる中小企業診断士の資格(2023年に取得)を目指して勉強をはじめると、さらに踏み込んだ知見や思考法を身につけたいと思うようになり本研究科への入学を決意。国や業種を飛び越えて経営や事業に関する疑似体験をする「ケースメソッド」を通して個別の知識を有機的に繋げられると考えたからです。

この大学院で得られたことは?

多様なバックグラウンドを持つビジネスパーソンとの切磋琢磨を通して物の捉え方の多様さに気づかされました。質の高い意思決定をするためには、戦略、マーケティング、アカウンティング、人的資本管理など、多角的かつ高い視座からの分析が必要なのだと再認識しました。その上で、自分たちの組織がどこを目指し、何のために、どのようなアクションを起こすのか…を、その時々の状況を踏まえて判断し続けることの重要性を肝に銘じることができ、それはこれからの私の人生の指針にもなりました。

私のオススメ科目

Corporate Mission & Strategy

戦略に関する科目ですが、多角的な視点とロジカルな発言が要求される厳しい授業。また、先生からの最後のメッセージ「承認欲求からの解放」は、今後のビジネスパーソンとしての生き方を考える転機になりました。

Strategic Corporate Accounting

管理会計の目的は「経営上の正しい意思決定をするため」であるとともに、「次のアクションに繋げるため」であることを明確に自覚できた科目です。数ある授業の中でも群を抜いて実践的な授業だったと感じています。

Risk Management & Sustainability

簡単には結論が出ないことでも常識や思い込みに流されず、経験から身につけた物の捉え方を活用して、自分なりの考えを持つこと。そして、ファクトチェックをしながら常に考え続けることの重要性を教えて頂きました。

お金のやりくり法

学費に関して特に問題はありませんでしたが、学修時間の確保に苦心しました。家族と職場の仲間たちの理解と協力がなければ修了はできなかったと思います。

ある一日のスケジュール

6:00起床。平日(月~金)の早朝は出社前に2時間程度、週末(土・日)に受講する授業の準備としてケースを読み込み、クエスチョンに対する自分なりの考えをまとめていました。
8:00仕事。通勤電車の中でメールをチェックして即答できるものは返信した上で出社。グループ企業全体の経営に関わることが多くなり、役員会議や社内ミーティング、外部折衝など多忙な時期でした。
21:00会食などで帰宅時間が遅くなることが多く、この時間に帰れた日は、ケースを少し読んだり、参照書籍を斜め読み(笑)するくらいのことはしていました。
23:00日をまたがないように就寝します。なお、週末はEMBAコースの授業終了後、中小企業診断士養成コースの仲間が集まって夜遅くまで経営診断実習に関するミーティングをすることもありました。
問合せ先03-3212-4111ホームページはこちら
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