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在校生・修了生インタビュー
聖学院大学大学院
政治政策学研究科

  • 法・政治・政策
  • 埼玉県
  • 大学院
昔からの夢を叶えるため
税理士試験のためでなく、実力を磨くための学びを。それが大学院を目指した動機です。

會田 篤さん(38歳)

大学卒業後、会計事務所へ。2014年に同大学院入学。働きながら学び、2016年に修了した。現在は會田税理士事務所の代表としてだけでなく、青年会議所の運動にも精力的に取り組んでいる。

入学のきっかけ

きっかけは、税理士試験の3科目に合格したこと。大学院の試験科目免除制度を活用すれば税法科目のうち2科目が免除されるため、「試験勉強に時間を費やすよりも、この時間を税理士としての実力を磨くために使った方がいいのではないか」と入学を検討するようになりました。働きながら学べることも同大学院の魅力のひとつですが、最終的な決め手になったのは教授陣の評判の高さ。その裏づけとして、数多くの修了生が税理士として活躍されていたことも大きな安心材料になりました。

大学院で得られたもの

試験勉強と実務知識は、まったくの別物です。試験では特定の条件下での正解を問われますが、実務ではその「条件」そのものを自分で定義する必要があるため、税理士には常に様々な切り口から解決の糸口を探る姿勢が求められます。そういう意味では大学院時代に国税庁や税務大学校での豊富な実績を持つ教授陣と様々な角度から税制度について議論できたことは大きかったですし、各制度の背景や問題点に関する深い知識が得られたことはプロフェッショナルとしての大きな付加価値になりました。

私のオススメ科目

租税法

ただの解説に留まらず、各制度の設立の背景や問題点をかみ砕いて説明してくださった講義。先生と「今の税制は100%と言えるかな」「この点には穴があるよね」と議論しながら学んだ日々は今でも記憶に残っています。

社会的連帯経済論

地域共生分野の講義のひとつ。どのようにして起業家がビジョンを社会に実装していったのかを学習しました。クライアント側の想いや苦悩を学んだことは、税理士としての大きな財産になりました。

まちづくり論研究

社会や街の課題をどのように見つけ、どのように解決するのかを学んだ地域共生分野の講義。量的・質的な分析方法に関する知識は、青年会議所の活動を推進するうえでの拠り所になっています。

お金のやりくり法

学費は給料や貯金からまかないました。私は利用しませんでしたが、奨学金や授業料減免制度が充実していることも同大学院の魅力のひとつ。同級生のなかには制度を活用して学んでいる方もいました。

ある一週間のスケジュール

月曜日日中は会計事務所で勤務。大学院の講義がある日は15時までに退社させてもらうようにしていました。この日は18時から2コマを受講し、その後、大学院専用の研究室で文献に目を通しました。
火曜日この日は授業がお休みのため、会計業務に専念。クラウドに参考資料をアップロードしておき、昼休みなどの空き時間を活用して修士論文の執筆に取り組むこともありました。
水曜日勤務後、大学院へ。同級生との議論に臨みました。年齢層は20代~40代。少人数のためか全員の距離が近く、交流は今も続いています。それぞれの強みを活かして助け合える存在と出会えたことは非常に大きかったですね。
木曜日勤務終了後、そのまま帰宅しました。修了単位数が最低限に設定されていることも同大学院の魅力のひとつ。試験勉強や論文執筆のための自主学習の時間をしっかりと確保することができます。
金曜日勤務後、大学院へ。先生が手掛けた大手航空会社などの事例を聞き、税理士という仕事の可能性の大きさを改めて知りました。多方面で活躍する先生への憧れは、そのまま青年会議所に参加する動機のひとつになりました。
土曜日9時から16時10分まで講義を受講。土曜日は授業終了後に息抜きがてら同級生と食事に行くことも多かったですね。いつもではありませんが、ときには先生が同席してくださることもありました。
日曜日日曜日は仕事も学業も休憩。在学中はあまり遠出することはなかったのですが、リフレッシュのために家族で日帰り旅行に出かけることはありました。適度に休むことも、仕事との両立のコツかもしれません。
問合せ先048-780-1707(入試・広報課)ホームページはこちら
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