科目一覧
日本女子大学
通信教育課程
家政学部児童学科・食科学部食科学科
授業科目一覧(抜粋)
『児童学科』『食科学科』ともに多彩な開講科目を揃えている。それぞれに必修科目と選択科目が多数用意されているほか、卒業目前の学生には必修科目として同学独自の「卒業セミナー」の履修が課される。シラバスはホームページで公開されている。
児童学科専門科目
発達心理学1・2
ヒトは、多種多様な環境と相互作用を行いながら、唯一無二の"その人らしさ"を持つ個人として成長・発達していく。個性や自己意識が生涯を通じてどのように形成されていくかを中心に、社会の中で子どもたちの成長・発達を促す担い手の要請を目指して、人格や認識の発達過程などを取り上げる。
表現アートセラピー1
表現アートセラピーとは、様々な表現(絵や粘土、ダンス・ムーブメント、音楽、ドラマ、詩や物語等)を用いる芸術療法である。アー卜表現がどのように人を癒し、心理的成長を促進し、共感力や協働する力やコミュニケーション力を高めるかを学ぶ。人間性心理学に根ざすカウンセリングマインドを修得し、実習を通して自己の内面を探求し、自己理解も深める。
児童文学
児童文学は子どものためにおとなが書く読み物であるが、いつ、どんなところから発生し、発展して今に至ったのかを学ぶ。一見単純に見える物語の中に、おとなが子どもをどう見ているか、子どもを取り巻く社会はどう変わってきているかなど、児童文学の世界の深さに様々な角度から迫り、絵本、ファンタジー、ノンフィクションなどその諸ジャンルの多彩さを詳しく検証していく。
食科学科専門科目
食品栄養学
糖質、たんぱく質、脂質などに関して、食品栄養学基礎実験I、IIで扱う反応の理論について学ぶ。遠隔での授業により、実験を履修しなくても、食品学・栄養学に関する基礎的な反応を正しく理解できるようになることを目指す。
食品学II
食品について正しく理解することは栄養摂取上、調理・加工上とても重要である。食品学IIでは、食品の成分組成、理化学的性状、栄養特性、利用法など、基礎的なことを広く学び、正確な知識を得ることを目的とする。含有成分の特徴により食品を分類し、主要な食品を中心に学ぶ。
調理学
献立論、食味論、調理特性について中心に学ぶ。献立論では献立の種類や立て方について学ぶ。食味論では基本味と味の相互作用について学び、おいしさについての理解を深める。調理特性については、調理操作と食品成分の物理的・化学的変化について学び、調理操作で起こる変化を食品成分ごとに科学的に理解することを目指す。
栄養学I
炭水化物、脂質、たんぱく質、ミネラル、ビタミンなどの栄養素や水について体内での機能を理解する。これらの栄養素は、生体の構成成分として代謝(利用)され異化されていく。私たちの周囲にある食べ物を栄養学的見地からながめ、食ベ物が健康維持・増進のために、いかに重要であるかを、実際の食生活に結びつけて把握し、栄養学の意義や使命を追究する。
食品開発論
食品開発に必要な基礎的な知識の習得をめざす。マーケティング、試作、製品化、販売という企業で行われている一連の食品開発の手順を理解する、官能評価表、品質管理法など、消費者に受け入れられる商品を開発するために必要な手法を学習する。
卒業セミナー
卒業セミナー
卒業の必須条件になっており、卒業に必要なスクーリング単位に含められる。学長による講話、各学科の教員を中心に進めるグループ討議や対話など、通信教育課程の学習の総仕上げに相応しい人間形成を含む学習内容で、同学ならではの魅力ある授業。
問合せ先 | 03-5981-3200(通信教育課・直通)ホームページはこちら |
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