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在校生・修了生インタビュー
日本工業大学専門職大学院
技術経営研究科

  • MBA
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専門性を高めるため
最適な経営判断を下すための体系的な知識や実践的な手法を学びたいと切望していました

張 華民さん(44歳)

2008年から中国において複数のIT企業を立ち上げ、2020年に来日。2022年、中国の企業から身を引き、(株)イー・ビジネスに転職。同年、本研究科の中小企業経営コースに入学。2023年、修了。

この大学院に入学した動機は?

20代でIT系の会社を起業し、規模も拡大させていきましたが、30代後半になると自分の経営能力に危機感を抱くようになりました。経験や感覚に頼った手法では、一度は上手くいったとしても再現性に乏しく、技術力を企業価値に結び付けられなくなるのではないかという不安です。そこで技術経営を体系的に学べる環境を探したところ、日本に最適な大学院があることを知り、学生時代から日本語を勉強していたこともあり、1年間という短期間で集中的に学べる本研究科に入学することにしました。

この大学院で得られたことは?

技術経営の幅広い知識とともに実践力が養えました。実務経験が豊富な教授陣から経営課題の捉え方や的確な解決方法について実例を交えて教えていただけますし、ゲストスピーカーとして参加してくださる修了生の現場体験を共有させてもらえるため、学んだことを自社に持ち帰ってすぐに応用するということも可能でした。今後も学んだ知識をもとに新たなビジネスを模索するとともに、共通価値(CSV)の観点から国や地域の安定的な社会共創に貢献できるようにベストを尽くしたいと考えています。

私のオススメ科目

中小企業技術経営概論

技術力を生かした企業経営に関する知識を基礎から学ぶ科目です。本科目を履修後に「経営システム構築」「価値創出とイノベーション」を受講することでフレームワークを用いた経営手法を体系的に修得できました。

企業会計・ファイナンス基礎

中国で会計士の資格を取得していましたが、日本を拠点にするなら日本の会計システムを学ぶ必要があると考えて履修した科目。財務会計やファイナンスの基礎から管理会計までを網羅的に学べてとても有意義でした。

新商品・事業開発法

技術力があっても、製品化され社会に評価されなければ価値を創造することはできません。事業のシーズとなるアイデアを事業開発につなげていくプロセスをグループワークを通して実践的に学んだのが本科目です。

お金のやりくり法

学費は蓄えで賄いましたので特別なやりくりはしていません。1年間、家事や育児は妻に任せっきりになりましたし、蓄えからの出費にも理解を示してくれて、とても感謝しています。

ある一日のスケジュール

7:00起床。数年前から朝食はとらないようにしており、朝はコーヒーを飲みながらニュースをチェックするのが習慣です。その後、準備をしてから家を出ます。
8:00電車通勤。スマホで授業の復習をします。1年間の短期集中型カリキュラムなので細かい時間も有効に使うようにしていました。
9:00仕事。トータルソリューションを提供するIT企業に勤務しているのですが、職場の皆さんがとても協力的で、授業のある日は定時で帰れるように配慮してくれました。
18:30授業。平日夜間(18:30~21:40)は週3日、土曜日は終日(9:30~20:00)の授業を受けていました。授業後、特に土曜日の飲み会は楽しみでした。
21:40帰路。仕事を終えてから授業開始までに食事をする時間がなく、帰宅後では遅すぎて家族に迷惑がかかるので途中で夕食を済ませて帰っていました。
23:30帰宅。当日の授業で出された課題やレポートのドラフトを簡単に書いてから就寝。授業がない日に自宅または会社で完成させます。
25:00就寝。今でも睡眠時間は6時間がデフォルトです。
問合せ先03-3511-7591(技術経営研究科)ホームページはこちら
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