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在校生・修了生インタビュー
新潟医療福祉大学大学院
医療福祉学研究科

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専門性を高めるため
脳卒中患者の治療技術を解明したい!将来は臨床・研究の双方から指導できる教員へ

川上 紗輝さん(26歳)

2019年山形県立保健医療大学卒業後、理学療法士に。2020年新潟医療福祉大学大学院修士課程入学。1年後一旦離職し2022年同学博士課程へ。再び理学療法士として働きつつ学び2025年修了をめざす。

生じた疑問を解決するには、大学院で「研究を知る」ことが必要

大学卒業後は理学療法士として病院に勤務。仕事の中で学ぶことは数多くありましたが、そこで生じた疑問を自分で解決するには「研究を知る」ことが必要でした。勤務先のある新潟で、神経生理学的な研究を行える教育機関、加えて世界的な活動をしている研究所が本学です。規模も大きく実験環境が整っている点も決め手に。修士1年目は仕事が休みの日に大学院に通いましたが、研究に費やす時間がもっと必要だと考え退職。修士課程では治療技術の解明に至らなかったため、博士課程に進学しました。

専門性に富む教員たちへ相談や意見を聞ける環境で、研究に励む

私の研究テーマは『脳卒中患者の運動機能を向上させる治療技術の解明。非侵襲的脳刺激法を用いた検討』。これらの研究活動を通して知識・技術をはじめ、リサーチ力や発想力、実行力が求められ、論理的思考が身につきました。指導教員の大西秀明先生と犬飼康人先生から直接指導を仰いでいますが、専門性に富む他の先生方へも相談や意見を伺える得難い環境です。将来、教員を目指す私の理想の教員像として尊敬に値する方ばかり。ここで学び得たすべてを社会に還元できるよう頑張りたいと思います。

私のオススメ科目

理学療法学演習

教員や学生の研究計画や成果についてディスカッションします。自分が携わっている分野とは異なる領域の研究内容について知るだけでなく、自分の研究について多くの意見をもらうことができ、有意義な時間でした。

リサーチプレゼンテーション&ライティング

研究について英語でディスカッションする授業です。研究に役立つ表現を学ぶことができます。普段、英語論文は読みますが、英語を話すことはほとんどなかったため、とても新鮮でした.

教育学

教育とは何か、という基本的な概念から、目指す教育者像を考える授業でした。将来教員になりたいという夢があるため、授業や課題レポートを通して自分に教育者になるために足りない部分を見つけることができました。

お金のやりくり法

授業料減免制度と日本学生支援機構の奨学金制度を利用。また、勤務しながら大学院に在籍していた期間もあり、教育訓練給付制度も利用しました。様々なサポート制度があり学校が多くの情報を提供してくれました。

ある一日のスケジュール

7:00起床し、お弁当を作り病院へ出勤する準備をします。
7:30~車で20 分ほどの距離にある職場へ向かいます。毎日車の中で、一日の中でやるべきことを頭の中で整理しています。
8:30~病院でリハビリテーションを行います。
私の場合、仕事中は仕事のことだけを考え、学修や研究については考えません。どちらも頑張りたいと思っていますが、メリハリをつけた方が、今はやりやすいと感じています。
~17:30退勤した後は、車で約10分の大学院に向かいます。
研究室へ行き、実験結果をまとめたり発表の準備をしたりします。研究室のすぐ横に自分のデスクがあり、教授の部屋とも近く、快適な環境で学修・研究ができます。
17:30~研究活動。
大学院では1つのことに対して色々な方向から考え、可能性を探って行き「これだ!」というものを導き出すことが必要で、大変ですが、学びに限界はなく日々進化していくことにワクワクしています。
19:00~研究活動。
指導教員のみならず、幅広い専門分野の先生方から研究に関する意見や見解を伺うことができたため、自分の視野を広げることができました。どの先生も親身に対応して下さる方ばかりで本当に感謝しています。
20:00~研究活動。
研究室では他の学生も研究しています。時には、実験を手伝うなどして協力することも。学生同士励まし合い、切磋琢磨し合える良い関係を築いています。楽しく雑談をして息抜きすることも少なくないですよ。
22:00~帰宅。車の中では音楽を聴きながらその日を振り返ります。
将来は教員になることが目標。本学で学生に真摯に向き合う先生方の姿を見て、私も、研究者かつ教育者として社会に貢献できる人材になりたいと思っています。
00:00~次の日の支度を終え、就寝
問合せ先025-257-4500(大学院入試事務室)
grnyuusi@nuhw.ac.jpホームページはこちら
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