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築く人々 PERSON 04

とにかく資格を取る。
逆転を狙うには、
それしかないと思った。

小西 潤 KONISHI JUN

建築学科 インテリアコース 2年生
滋賀県立石山高等学校 出身

※学生の学年や原稿の内容は
すべて取材時(2022年2月)のものです。

小西 潤
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KASDに入学した理由は? Q1

大学受験での挫折を乗り越え、
ここで再スタートを。

身近な製品のデザインに興味があり、工業デザインが学べる大学を受験。でも2年続けて合格に至らず、一時期は勉強が嫌いになりました。それから「自分は何がしたいか」を見つめ直し、最終的にKASDに入学。建築やインテリアは僕がもともと学びたかったプロダクトデザインと重なる所が多く、たくさんの資格が取得できることにも注目しました。「大学に入った人たちと対等に渡り合うには“手に職”しかない。この学校でひたすら資格を取ろう」。当時はそうした焦るような気持ちでいっぱいでした。

小西 潤

資格取得への挑戦は順調ですか? Q2

4月に1年間の目標を課し、
クリアすることで自信を深めている。

カリキュラムにそって勉強を進めていくなかで取得できる資格だけでなく、独学でプラスアルファの資格取得にも挑戦しています。試験日程などをふまえ、年次の初めに「今年はどの時期にどの資格試験を受ける」といった計画を立てていて。1年次にはカラーコーディネーター®3級と福祉住環境コーディネーター®3級、2年次には2級インテリア設計士、インテリアパース2級、建築CAD技能検定2級、福祉住環境コーディネーター®2級、そして宅地建物取引士に合格。3年次には、いよいよ二級建築士に挑みます。

小西 潤

KASDで学ぶなかで自身に変化は? Q3

「実務」が見える授業で、
自分の未来も見通せるように。

進学校に通い、「大学受験のための勉強」を頑張ってきた僕ですが、KASDの授業はまったく違うと感じます。学んだ先に「実務」が見えるんです。建築やインテリアの世界でプロとしての実績を持つ先生が、経験談を交えて教えてくれるから、学べば学ぶほど、その先にある「自分が働いている姿」もイメージできるようになっていく。入学当初は資格のことしか考えていなかった僕ですが、今は「商業施設や展示会などのディスプレイの仕事がしたい」と、自分の将来を具体的に考えることができています。

卒業までにさらにどんな学びを? Q4

視野を広げることの大切さにも、
今は気づけている。

今の自分の一番の課題はスケッチ力。頭の中にあるだけでなく、自分の手で描くことができなければならないと感じています。そのために実際にいろいろな建物を見て、自分の引き出しを増やすことなども大事。学生のうちにできるだけ旅行をし、見聞を広めたいと思います。でも遊びに行った先で建物の天井を見たり、工法について考えたりなんて、以前の自分には考えられなかったことです。入学時は「逆転を狙うには資格を取るしかない」というのがすべてだった。視野も大きく広がった今、「逆転へのビジョン」もこの手で描けそうです。

小西 潤

自分がやりたい仕事に就いて成功をつかむことが「逆転」なら、その未来は、もう見え始めている。

INTERVIEW

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