築く人々 PERSON 06

一級建築士をはじめ、
一人ひとりの目標を
叶えるパートナーに。

木下 賢一朗 KINOSHITA KENICHIRO

建築学科 学科長 建築担当教員
一級建築士 工学博士

木下 賢一朗
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在学中の一級建築士合格が実現しましたね? Q1

法改正を受けて新設した
特別講座から合格者が誕生。

令和2年の建築士法改正により、KASD建築科の2年課程を修了すれば一級建築士の受験資格も得られることになりました。これを機に、KASDでは令和2年度に一級建築士受験講座を開設しました。一級建築士に特化したこの講座で学ぶことで、令和2年度には2名、令和3年度には4名が一級建築士学科試験に合格。この4名のうち1名が、専門学校では全国初となる、ストレートでの製図試験合格を果たしたというわけです。合格者全体の平均年齢は30歳位ですし、20代前半での合格は偉業と言っていいでしょう。

木下 賢一朗

さらに多くの一級合格者を輩出する体制づくりとは? Q2

個々の能力や目標に合わせ、
柔軟な学習環境を整備。

実際に合格者が出たことで学生たちの意欲が高まるなか、さらなる教育体制強化に努めています。例えば工業高校卒業で既に二級建築士の受験資格を得ている学生に向けた特別コースを開設。ここで学んだ学生3名が、2年次での二級建築士合格を果たしています。この3名は「二級合格→一級に向けた学習を開始」というステップを他の学生より1年早く進めていますので、在学中の一級合格の可能性がより高くなります。このような学生それぞれの能力や目標に応じた柔軟な学習環境づくりができるのも、KASDの強みです。

木下 賢一朗

「一級特進コース」ではどのような学びを? Q3

少人数クラスでの集中指導を展開。
意欲を実力に変えていく。

「一級特進コース」では、通常の授業に加え、一級を志す学生だけの少人数クラスで、一級合格の指導実績豊富な教員による集中指導を早期から実施。2年次に建築士受験の基礎学習を行い、3年次前期に二級建築士試験、3年次後期より一級建築士試験の学習を行います。本気で一級に挑む意欲のある学生には、ぜひ来てもらいたいですね。一方で「学生のうちに積極的にコンペなどに参加し、視野を広げたい」と考える学生には、ゼミで研究活動に取り組むという選択肢も用意しています。

先生ご自身はどのような想いで指導を? Q4

一級建築士合格を自信に
リーダーとして、成長を期待。

一人でも多くの学生が資格試験に合格するなど、学生たちの目標達成が私の生きがいであり、望みです。そのためにどのようなカリキュラムやシステムを作っていくべきか、毎日そればかり考えて、そのなかでいろいろな発見や思いつきを得ています。一級建築士に合格した学生に期待するのは、会社に入ってから、そこでのリーダーとなること。業界でも一級の資格を持っている人は多くありません。一級に合格すれば自信になりますし、その自信を、部下を指導する立場としての能力へとつなげていってほしいですね。

木下 賢一朗

学生たちの目標達成のためにどんな学びを提供できるか。毎日、そればかり考えている。

INTERVIEW

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