CHAPTER 01

新しいものと古いものが共存する街、京都。日々新鮮な驚きがある。

暮らしの中で見えてくる
観光地ではない京都の一面。

高校生のとき、修学旅行で初めて京都を訪れました。観光タクシーで街中を巡り、教科書に載っているような有名な寺社を見つけては、喜んでいたことを覚えています。当時から、地元である高知県の地域活性化を目指す活動に関心があり、また、英語力を伸ばしたいという思いもあったので、観光の都市「京都」で学べるグローバルスタディーズ学科に入学しました。

京都で生活していると、町の異なる顔が見えてきます。たとえば、にぎやかな観光地の裏で静かに暮らす人の姿、ビルの間にたたずむ小さなお寺、町家をリノベーションしたカフェや店舗など。旅行では見えなかった京都の新しい一面を知るたび、わくわくしています。歴史と伝統があって、昔ながらの風情ある町並みと近代の町並みが見事に調和している京都から「地元の活性化」につながるヒントを探したいと考えています。

課題で制作した京都のカフェを紹介するウェブサイトとSNSは、お店と料理の写真が満載。店主の方に交渉をしてから取材・撮影を行います。

いつもマスターと話が弾みます♪

通学途中にある行きつけのカフェ「西院ロースティングファクトリー」。カフェや喫茶店が多いのも京都の特徴。おしゃれなカフェからレトロな純喫茶まで、さまざまなスタイルが楽しめます。

お気に入りは「Boulangerie 山崎」の抹茶のバブカ。

意外にも、京都はパンの消費量が全国トップクラス!

市内のカフェを巡って
京都とは何かを考える。

先日、デジタルコミュニケーションを学ぶ授業で、京都のカフェをSNSなどで紹介する課題に取り組みました。私が担当したのは、ウェブサイトの立ち上げと運営です。見やすいデザインとは何か、伝わりやすい文章とは何かを考えながらサイトを制作。外国人観光客に京都を伝えることもテーマに、日本語と英語を併記して情報を伝えました。さまざまなカフェを巡って取材と撮影を行ううちに、多くの店舗に共通する特徴が見えてきました。それは、町の風景に馴染む外観をもち、落ち着いた雰囲気があり、抹茶やほうじ茶をメニューに取り入れていること。もっと詳しく調べれば「京都らしさ」を表す要素が何なのか、見えてくるかもしれません。他の地域のカフェと比べるのもおもしろそうです。京都を拠点に学んでいると、知的好奇心がどんどん広がっていきます。

KONISHI MISA

国際貢献学部
グローバルスタディーズ学科
3年次生(取材時)
高知県立高知西高校 出身

国際貢献学部 グローバルスタディーズ学科 小西 未紗

高校の授業がきっかけで地域活性化に関心を持ちました。入学後は、高知と京都の比較研究などにも取り組んでいて、卒業研究では、地域活性化と環境保全を融合させたテーマを扱う予定です。休日は、雰囲気の良いカフェを探したり、寺社を見学したりして過ごしています。