CHAPTER 03

京都では語学力を試す機会が日常的に訪れる。

外国人に英語で観光ガイド。
京都ならではの部活動。

フリーガイドクラブは、京都外国語大学にあるクラブ・サークルの中でも、最も歴史ある団体のひとつ。週末に清水寺、平安神宮、金閣寺、龍安寺へ出向き、外国人観光客に英語でガイドを行っています。入部動機はさまざまですが「英語力を強化したい」「外国人と交流したい」という学生が大半。入学前から入部を決めていたという学生もいます。活動は、寺社の歴史や特徴を学ぶことから始まります。膨大な情報を頭に入れて、それを英語で話せるように訓練し、歩きながらフリートークや豆知識も披露できるようになれば一人前。ハードだと感じる人もいるようですが、英語を操る力は着実に伸び、京都に関する豊富な知識も身につきます。何より、さまざまな国から来た観光客と出会い、楽しく寺社を紹介して、日本に興味を持つきっかけをつくる喜びを味わうことができます。

寺社の情報は、ノートに書いて覚えるのが伝統。

私たちの代で創部60周年を迎える、歴史と伝統の詰まったクラブです。いつでもガイドができるよう、日々の練習に励んでいます。

「楽しかった」「わかりやすかった」と言ってもらえると感動します !

歴史や建築などの知識を蓄えた後で現場へ行くと、寺社の見どころの多さに驚きます。観光客の興味に応じて話を広げるのも、ガイドの腕の見せどころ。

観光客の視点から
京都の魅力を再発見する。

外国人観光客に京都を案内する活動は、私たちにとっても発見に満ちています。歴史や建築について詳しく学んだおかげで、見慣れた寺社の奥深い魅力が見えるようになりました。案内した外国人の感想から、日本の寺社には素朴な美しさがあることを知りました。また、外国人が日本の宗教や茶道に強い関心を持っていて、京都にはそれに応える場所がたくさんあることにも気づきました。最近は、できるだけシンプルな英語でガイドをすることを心がけています。中には、英語を母語としない人も大勢います。難しい単語を使わずに正しい情報を伝えることも、より良いガイドの在り方だと考えています。こんなにいろいろなことに気づくことができたのは、世界的な観光都市・京都だからこそ。今後も、京都や日本の魅力を世界中に発信するために、ガイドとしての力を磨き、アクティブに活動していきたいです。

IBARAKI KANA

外国語学部 中国語学科 2年次生(取材時)
奈良県立高取国際高校 出身

SAKAUE RIN

外国語学部 英米語学科 1年次生(取材時)
鹿児島県立加世田高校 出身

NAKAMURO HITOMI

国際貢献学部 グローバル観光学科 1年次生(取材時)
奈良県立高取国際高校 出身

外国語学部 中国語学科 2年次生 荻木 花奈さん/外国語学部 英米語学科 1年次生 坂上 凛さん/国際貢献学部グローバル観光学科 1年次生 中室 瞳さん

同時期に入部した3人。ガイドデビュー前の試験や模擬ガイドなどを、協力して乗り越えてきました。3人とも部活を通して英語力が伸び、その成果はTOEIC®※のスコアなどに反映されていると実感しています。

※TOEICはエデュケーショナル・テスティング・サービス(ETS)の登録商標です。