高校生のときに進路を考えるにあたり、「将来、私は何がしたいんだろう？」と自分に問いかけてみました。出てきた答えは、人に喜んでもらえる仕事。友達や家族にサプライズをして喜ばせるのが大好きだったんです。そのときに思い浮かべたのは、テーマパークやホテルなど、お客様に喜んでもらえる仕事でした。大阪学院大学に入学後は、テーマパークやコンビニエンスストア、飲食店などでアルバイトを経験。どの仕事もやりがいがあったし、働いていて楽しかったのですが、もっと深く人と付き合う仕事がしたいと思うようになっていきました。

就職活動を進める中で出合ったのがエン・ジャパン。求人情報のメディア運営や、人材紹介のサービスを行なっている会社です。接客業で人に喜んでもらうのもいいけれど、「私が介在することで、誰かの未来を変えることができる」という点に魅力を感じました。仕事を探している人に対して、ただ企業を紹介するのではなく、その人の将来がより豊かになるように最適な企業をご提案する。人材がほしい企業にとっては、仕事ができるだけでなく、企業の雰囲気に合う人をご紹介する。その架け橋になりたいと思っています。エン・ジャパンの「エン」はご縁の「縁」が由来だと聞き、「私が働きたいのはここだ」と直感しました。

就職活動中は、キャリアセンターにお世話になりました。私を担当してくださったのは、正直に言うとかなり厳しい人（笑）添削してもらうためのエントリーシートは期限厳守が当たり前。せっかく書いて持って行っても全部書き直されたことも…。でも私には、厳しく接してくれる人が合っていたみたいです。何度も添削してもらううちに、自分の考えをスムーズに言語化できるようになっていました。そしてその方は厳しいだけでなく、内定が出たときは自分のことのように喜んでくださって。私と理想の仕事をつないでくれたのは、その職員の方でした。今はキャリアチューターとして、後輩の就職活動をサポートしています。私が受け取ったバトンを、今度は後輩につなぐことが使命だと考えているからです。