高校卒業後、好きな分野の専門的な勉強がしたいと考えてトヨタ神戸自動車大学校へ。その後、トヨタグループのディーラーでサービスエンジニアとして勤務し、経験を積んでサービスマネージャーに昇進。
店舗全体のサービスを統括する責任者
入社してから16年間は、サービスエンジニアとして自動車整備に携わり、後半は、エンジニアを束ねるエンジニアリーダー職を務めました。そして2023年1月、サービスマネージャーに就任。トヨタでは一般的なキャリアパスだと思います。サービスマネージャーは文字通り、店舗のサービス部門を統括する責任者。お客様のカーライフがより快適に豊かになるようアフターサービスの側面からお客様を支えます。そのために店舗スタッフ全員がワンチームとして動けるように導くのが私の仕事です。様々な取り組みを通して社員の成長をサポートし営業成果を高めていくのはとてもチャレンジングなこと。いっそう広い視野が求められます。
好きな分野について
専門的に学べることと、
信頼性があったから
何となく大学に行くよりは、好きなクルマやバイクの専門的な勉強がしたいと考えていました。高校の先生からトヨタ神戸自動車大学校を紹介され、車について詳しくなればプライベートでも役に立ちそうだと興味を持ったのがきっかけです。トヨタという信頼性の高い企業の直営校であることも魅力でしたね。高校は普通科だったので、工業高校の出身者に遅れをとるかなと不安もありましたが、入学すればみんなゼロからのスタート。好きなクルマの勉強だから面白かったし、それほど苦労した覚えはありません。全国から集まってきた同級生との交流も楽しくて、一緒にツーリングに出かけたこともいい思い出です。
求人票がきっかけ。
周囲の反応からも
ここで正解だったと確信
学校での学びを活かし、サービスエンジニアになるつもりでトヨタグループのディーラーを志望しました。学校に貼り出されている求人票を見て説明会に参加したのがネッツトヨタ兵庫です。柔らかい雰囲気が自分に合っていそうだと感じ、筆記試験や面接試験を受けて入社。今に至ります。今でもそうですが、誰でも知っている会社なので、就職を決めた時は「いいね」「すごいね」と言われることが多く、トヨタのブランド力を実感しました。実際に働いている自分たちの中でも、やはり「世界のトヨタで働いている」というプライドを心の奥底に持っていると思います。そういう会社に居られて、素直に良かったなと感じますね。
トヨタの掲げる
“お客様第一主義”を
接客で実践できました
当社では、サービスエンジニアとお客様との関係が密なので、100人いれば100通りの接客があり、お客様の立場になって考えることが大切だということを学びました。昔の整備士のイメージは、黙々と作業に取り組む仕事だと思いますが、実際は接客の割合のほうが多いくらい。「もうすぐバッテリーの交換が必要ですね」など、車種やご使用状況に合わせて、少し先まで見据えたアドバイスをすることを心がけていました。お客様の満足が、ひいては自分の満足につながる。そのことを身をもって感じたサービスエンジニア時代でした。
店舗というチームをまとめ、
みんなのベクトルが合ったとき
サービスマネージャーである今は、お客様に喜んでいただけた成果として売上げが増えることだけでなく、自分が監督として出した方針が正しかった!と思えることに大きなやりがいを感じています。スタッフ全員が、お客様の満足のために同じ方向を見て動き、物事がうまく運んだ時ですね。店舗運営はチームプレー。社会環境が変わり、自動車業界もどんどん進化していく中で、自分自身も成長しながらみんなを引っ張っていかねばなりません。トヨタの代表店舗となれるように、今後もチームとして頑張っていくつもりです。