築く人々 PERSON 01

在学中に一級建築士に
合格できるなんて、
想像していなかった。

辻󠄀 航陽 TSUJI KOYO

建築専攻科 4年生
滋賀県立八幡商業高等学校 出身

※学生の学年や原稿の内容は
すべて取材時(2022年2月)のものです。

辻󠄀 航陽
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KASDに入学した理由は? Q1

野球一筋だった高校時代から、
建築士をめざす道へ。

高校では野球部で甲子園をめざしていました。3年の夏に引退後、改めて自分の将来を考え、出た答えは「父のような建築士になる」こと。幼い頃から建築士の父の仕事を間近で見て、何もない敷地に建物ができていく様子をすごいと感じてきたからです。KASDを選んだのは、建築に特化した専門的な勉強ができ、在学中に建築士資格が取れるから。高校まで野球漬けだったので、入学当初は授業の内容を理解するのも大変でしたが、「学ぶことすべてが将来につながる」と考えると、頑張りたい気持ちが自然に湧き起こりました。

一級建築士への挑戦を決めたきっかけは? Q2

父からの「次は一級やな」が
僕を奮い立たせた。

難しく感じていた建築の勉強も理解が進むとどんどん楽しくなり、特に製図の授業では、建物の完成をワクワクとイメージしながら図面を描けるのが面白かったです。そして3年次には二級建築士試験に合格。自信もついてきたこのタイミングで、法改正によって一級建築士の受験資格が得られ、「チャンスだ!」と感じて挑戦を決意しました。卒業後に働きながら一級の資格を取るのは難しいと聞いていましたし、二級に合格した直後に父からも「来年は一級やな」と言ってもらえ、気持ちが奮い立ちました。

一級建築士受験に向けてどんな勉強を? Q3

先生のマンツーマン指導が、
苦手を克服させてくれた。

一級に挑戦する学生だけが集められた教室で、先生がつきっきりで製図の指導をしてくれました。僕はプランニングが苦手でしたが、同じ課題で敷地を左右反転して再プランニングしたり、さまざまなケースを想定して図面を描きまくったりと、先生が僕の苦手をふまえた個別指導をしてくれたおかげで克服できました。二級受験での頑張りが色あせないうちに、すぐに一級に挑戦できたのも良かったですね。二級合格から時間が経ちすぎていたら感覚が鈍ってしまい、一級合格はもっと難しかったかもしれません。

一級合格を果たし、これからの目標は? Q4

これからが本当の始まり。
プロとしてさらに成長を!

戸建住宅・高層マンション・公共施設などを幅広く手がける奥田工務店から内定をいただきました。希望職種は施工管理。現場を知らなければ良い設計はできませんし、まず現場で経験を積み、その後に設計に携われるようになりたいと思います。KASD入学時には、在学中に一級に挑戦することすら想像していませんでした。合格はすごくうれしかったですし、支えてくれた両親や先生にも恩返しができたと感じます。でも、資格を取ってからが本当の始まり。建築士として結果が出せるよう、これからも成長を重ねたいですね。

※内定は2022年3月現在

勉強は好きでも得意でもなかった。それでも「めざす未来」につながる授業は、とても楽しい。

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