築く人々 PERSON 02

正直、不安もあった。
本当に夢だった建築士に
なれるのかな、って。

酒井 菜摘 SAKAI NATSUMI

建築専攻科 4年生
大阪府立千里青雲高等学校 出身

※学生の学年や原稿の内容は
すべて取材時(2022年2月)のものです。

酒井 菜摘
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KASDに入学した理由は? Q1

大学名は名刺に書けないが、
資格は書ける。その言葉が決め手に。

幼い頃から家の間取り図を見るのが好きで、中1の時にはもう「建築士になりたい」と考えていました。高校では進学クラスで、最初は建築系の大学を志望。でも進路指導の先生に「やりたいことが決まっているなら専門学校も視野に入れてみては?」とアドバイスしてもらい、検討を重ねた末、在学中に建築士資格取得が可能なKASDを選びました。進路ガイダンスで聞いた「名刺に“○○大学卒”とは書けないけれど、自分が取った資格は名刺に書ける」という言葉が心に響いたのが、決め手になったと思います。

KASDでの学びはどのように感じましたか? Q2

初めての製図の授業は、
まず「慣れる」ことを心がけた。

高校までの科目とまったく違うので、少し戸惑いはありました。特に製図の授業は「ついていけるかな?」という気持ちでしたが、「あせらずに自分のペースで」といった先生の丁寧な指導のもと、模写を中心に取り組み、少しずつ慣れていけたと思います。授業での学びを通して、1〜2年生のうちに、2級インテリア設計士をはじめさまざまな資格に合格でき、自信も高まりました。正直大変なことも多かったので、友だちとご褒美旅行を企画したりもして。みんなと一緒に頑張れたことが結果につながったと思います。

3年次には二級建築士試験に合格されていますね? Q3

1年次からこつこつ積み重ねてきた
努力が確かな自信に。

建築士になるために入学した私ですが、最初は正直、不安でした。「本当に資格を取れるのかな?」って。でも2年次の2級インテリア設計士試験で、製図の実技試験を初めて受けて合格したことで、自分の成長が実感でき、二級建築士への手応えもつかめました。3年生からは二級建築士の学科試験の科目に集中。7月の学科試験後は、製図に打ち込みました。出題傾向をふまえたテーマで、模試のような授業を毎日繰り返し、本番での時間配分やコツをつかんで…。その積み重ねが、合格という最高の結果につながりました。

卒業後の進路についてお聞かせください Q4

第一志望の大手リフォーム会社から
内定をもらえた。

二級建築士合格後、木造建築士とインテリアプランナー資格も取得。資格試験に打ち込んできたぶん就活は出遅れましたが、それでも二級建築士をはじめ、1年次から積み重ねるように取得してきた一つ一つの資格が強みになり、第一志望の積水ハウスリフォームから内定をいただけました。ここまで何枚も何枚も繰り返し図面を描いてきましたが、私はこつこつ頑張るタイプなので、そうした積み重ねを大切にするKASDでの学び方が合っていたと感じます。もう一度高校生に戻ってもまたKASDを選びますよ、きっと。

※内定は2022年3月現在

資格試験を一つ一つクリアしていく。図面を何枚も何枚も繰り返し描く。「こつこつ型の学び」が、実を結んだ。

INTERVIEW

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