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日本社会事業大学大学院福祉マネジメント研究科(専門職大学院)福祉マネジメント専攻

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目次

井上 由起子
:高齢者福祉、居住支援、福祉経営
教員一覧

【インタビュー】人気教員は社会人をどのように指導しているのか?

専門分野:高齢者福祉、居住支援、福祉経営いのうえ ゆきこ井上 由起子教授

日本社会事業大学大学院
福祉マネジメント研究科(専門職大学院)

多彩な領域で活躍する福祉専門職と、現場の実践をもとに対話を深めます

担当科目
組織行動論、チームマネジメント、人的資源管理論、サービス管理論、居住支援と地域福祉、福祉会計 他
経歴
横浜国立大学工学研究科・修士課程、同・博士課程修了(工学)。日本女子大学家政学部住居学科卒業。清水建設株式会社勤務を経て大学院に進学。博士取得後、厚生労働省国立保健医療科学院の主任研究官、上席主任研究官として活躍。2011年より日本社会事業大学専門職大学院へ。2020年現在、厚生労働省社会保障審議会介護給付費分科会介護報酬改定検証・研究委員会委員、国土交通省社会資本整備審議会住宅宅地分科会臨時委員なども務める。一級建築士、社会福祉士、宅地建物取引士、介護職員初任者研修修了。福祉と住宅がクロスする分野で専門性を発揮している。
著作物・論文
『いえとまちのなかで老い衰える』中央法規出版(2006年)、『介護・福祉リーダーのためのチームマネジメント』中央法規出版(2019年) 他
これまでどのような学生を指導してこられたのですか?
「支援の質を高めたい」「人材育成について学びたい」。そんな現場での“モヤモヤ”を抱える相談援助職の方、マネジメント層の方が主に本学の門扉を叩いています。福祉分野以外では、法律の専門家や住宅や街づくりの専門家、特別支援学校の教員の方もいますね。本学の魅力は、多様な社会人学生が働きながら学ぶ場であるということ。たとえば「障害の領域ではあたりまえの就労という概念を、高齢者の領域のデイサービスに取り入れてみてはどうか」という議論をするなかで、普段の業務では考えつかなかったようなアイデアをひらめくことがありますし、他の領域の知識を得ることで自分の領域もより深く理解できるようになります。フィールドワークなどを通じてお互いの現場を見学する機会があることも本学の特徴のひとつ。濃厚な時間を共有することで生まれる“絆”は、一生の財産として修了後も学生ひとりひとりをしっかりと支えてくれているようです。■これまで指導した社会人学生の研究テーマデイサービス生活相談員のマネジメントスキルとリーダーシップ行動/母子生活支援施設における同行支援/障害者入所支援施設における記録に関する考察/就労移行支援事業所の機能的なチーム形成/居宅介護支援事業所管理者によるケアマネジャーの成長支援 等
ゼミや研究室ではどのような教育をされていますか?
人の成長は、経験が8割。教員というものは産婆のようなもので、成長の源泉は社会人学生の経験のなかにこそあると考えています。私が答えを言うのは簡単ですが、それでは学生自身がこれまでの実践と向き合い、課題を整理し、言語化して人に伝えるという貴重な経験を積むことができません。こうした理由から私はファシリテーションに努め、ゼミの前に経験談を言葉にしてまとめてもらったうえで、学生たち自身で多様な角度から議論してもらうようにしています。最初は説明が上手くできない方もいるのですが、社会人学生には仕事のなかで培ってきた”実践知”が必ずありますし、修了するころにはすべての学生が自身の経験を共感を持って人に伝えられるようになっていきます。人に伝えることができるようになれば、人を巻き込むこともできるようになる。こうした力は他領域の方と手を取り合う場でも、学生たちの活動を力強くサポートしてくれるはずです。
どんな経験や関心を持つ学生に進学してほしいですか?
近年、持続可能な社会に対する関心が高まっていますし、今後は福祉専門職だけでなく、幅広い領域の方にとっても本学の学びがますます重要な存在になっていくはずです。福祉あるいは近接領域の実務経験は必須ですが、なによりも私たちが大切にしているのは、異質なものを受け入れようとする“自由でしなやかな知”への想い。すでに北海道から沖縄県まで全国の社会人学生が通学していますが、オンライン講義の進化にともない本学の通いやすさも向上していますし、すこしでも興味のある方がいらっしゃるのであれば、ぜひ臆することなく本学に飛び込んできてほしいと思います。

【日本社会事業大学大学院福祉マネジメント研究科(専門職大学院)福祉マネジメント専攻】の教員一覧

  • 木戸 宜子教授●担当科目:実践研究方法論、SV概論、インタープロフェッショナルワーク、SWアプローチ 他

    1989年、日本社会事業大学卒業。社会福祉士。1990年、国立東京病院ソーシャルワーカーとして勤務。2002年、日本社会事業学校研究科専任教員。2003年、日本社会事業大学大学院博士後期課程修了。博士(社会福祉学)。2004年、日本社会事業大学専門職大学院助教授を経て現職。

  • 鶴岡 浩樹教授●担当科目:在宅療養支援の方法、実践研究方法論、福祉人材育成論、インタープロフェッショナルワーク 他

    1993年、順天堂大学医学部卒業。自治医科大学地域医療学教室、岩手県藤沢町民病院、ケース・ウェスタン・リザーブ大学家庭医療学講座、自治医科大学附属病院総合診療部外来医長を経て、2007年、つるかめ診療所開設。2013年より現職。家庭医療専門医。

  • 古屋 龍太教授●担当科目:SW面接技法、精神保健福祉の理論と方法、発達障害の理解と支援、事例研究8 他

    和光大学人文学部人間関係学科卒業。1982年より国立精神・神経センター病院に勤務する傍ら、保健所、精神保健福祉センターで相談員、大学で非常勤講師を併任。2008年より現職。日本精神保健福祉士協会相談役、日本デイケア学会副理事長等。精神保健福祉士。

  • 宮島 清教授●担当科目:事例研究1・2(子ども家庭福祉分野事例・II)、児童虐待対応SW、社会的養護実践論 他

    1981年、明治学院大学社会学部社会福祉学科卒業。埼玉県福祉職として、知的障害児施設、児童相談所、県本庁児童福祉課などに勤務。2005年4月から現職。社会福祉士。厚生労働省社会保障審議会児童部会社会的養育専門委員会委員、清瀬市子ども家庭支援センター・所沢市保健センター・同教育センタースーパーバイザー、NPO法人あっとほーむ代表理事など。

  • 曽根 直樹准教授●担当科目:事例研究4(障害者支援分野事例II)、障害者支援の理論と方法、障害者支援と虐待防止 他

    1982年、文教大学教育学部卒業。2020年、東洋大学大学院ライフデザイン学研究科修士課程修了。社会福祉士。埼玉県社会福祉事業団、社会福祉法人昴、東松山市社会福祉協議会で、障害児・者の入所施設、通園施設、グループホーム、相談支援事業等の現場職員、管理職を経験した後、2012年、厚生労働省障害福祉課・専門官を経て現職。

  • 宮島 渡特任教授●担当科目:認知症ケアの基礎理論、ニーズとイノベーション、福祉アドミニストレーション 他

    日本大学商学部会計学科卒業、筑波大学院人間総合科学研究科生涯発達専攻カウンセリングコース修了、介護福祉士ファーストステップ研修講師、社会福祉士、認知症介護指導者、社会福祉法人恵仁福祉協会理事長を歴任。一般社団法人全国認知症介護指導者ネットワーク代表、NPO法人全国小規模多機能型居宅介護事業者連絡会理事長。

問合せ先042-496-3080(入試広報課)ホームページはこちら