在校生・修了生インタビュー
グロービス経営大学院
経営研究科 オンライン校
- MBA
- 東京都
- 大学院
- 仕事の幅を広げるため
- 事業承継者、経営者ならではの悩みを知る仲間、教員との出会いを求めていました
井口 将貴さん(37歳)
高知市内にて「ホテル港屋」を運営する港屋マネジメント株式会社統括マネージャー。国内大手電機メーカー勤務後、事業承継でホテル経営の道に進む。2022年本科入学。
入学の動機・大学院の魅力
電機メーカー勤務を経て地元に戻った私は、独学で家業の経営に携わるようになりました。すると業績は少し伸ばせたものの、組織運営については力不足を痛感することが増えていき、コロナ禍を契機に進学を決意。グロービスに決めた理由の1つは、教員が現役の実務家だったことです。実体験に基づくアドバイスは、自社に応用できるものばかりでした。2つ目は、在学生に自分と似た境遇の事業承継者が多かったことです。卒業後もつながる事業承継者コミュニティーの一員になれたことは大きかったです。
大学院で学んで得たこと・取り組んだこと
在学中は「ファミリービジネス・マネジメント」という授業で、事業承継者ならではの課題を深掘りする機会に恵まれます。卒業してからも400名以上の事業承継者ネットワークがつながりを保っており、「事業承継者の会」などのコミュニティーで互いの事業について意見交換したり、議論を深める場が用意されています。実際に私も、さまざまな議論の中で自社の地域貢献に関する価値観が大きく変わりました。今年は新規事業を立ち上げ、会社経営を通して地域への貢献も実現したいと考えています。
私のオススメ科目
クリティカル・シンキング
問題解決に取り組む土台となる、論理思考力が身に付きました。グロービスで初めて受講した科目で、クラスメートの熱意に圧倒されたことを強烈に覚えています。これが、本科入学のきっかけになりました。
テクノベート・ストラテジー
テクノロジーの発達により、顧客の体験価値や提供の仕組みがどのように変化するかを学べます。宿泊業を単体でとらえず、観光業全般まで視野を広げることができ、自社の新規事業に取り組むきっかけになりました。
ファミリービジネス・マネジメント
ファミリービジネスならではの課題に特化した、事業承継者やその関係者向けの科目です。3日間の集中講義で同じ悩みを持つクラスメートと闊達に議論し、自社の今後について考えを深める機会になりました。
お金のやりくり法
経営者なので学費は全額自己負担です。自費ではあるものの、その原資は自社の売上からです。学んで得た知見は会社の資産として還元することを考えると、投資として良い判断をしたなと思っています。
進学を決めるまでの道のり
23歳 | 2009年:東京電機大学卒業後、国内大手電機メーカー入社。営業コンサルタント業務に携わりました。 |
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27歳 | 2013年:父が経営する不動産会社が「ホテル港屋」を買収し、同時に「港屋マネジメント株式会社」を立ち上げてホテル経営をスタートしました。 |
30歳 | 2016年:自身も港屋マネジメント株式会社に入社。統括マネージャーとして経営を行うようになりました。従業員第一の経営理念でサービスを主軸に置き、お客様からご愛顧いただいて増収増益を達成し続けました。 |
34歳 | 2020年:コロナ禍により、宿泊業の営業の大幅な減少を余儀なくされました。業界の大きな変化を目の当たりにし、経営に関するスキルの必要性を感じグロービスへの入学を検討するように。 |
35歳 | 2021年:4月から単科生としてグロービスでの受講を開始。成長意欲の高い仲間たちともっと学びたいと考え、本科進学を決めました。学生たちのGIVEの精神は励みになり、自分もそうでありたいと思っています。 |
36歳 | 2022年:本科入学。ビジネスの世界には絶対の正解がないからこそ、自分で考え抜いて意思決定することの大切さを実感。グロービスには事業承継者のネットワークもあり、その会合に参加したことも刺激になりました。 |
37歳 | 2023年:坂本龍馬の生家跡に建つホテル「ホテル南水」をリブランディングする事業を立ち上げました。2024年秋のリニューアルに向けて地元企業と手を取り合ってプロジェクトを進めています。 |
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