在校生・修了生インタビュー
日本福祉大学
福祉経営学部(通信教育)
- 心理・人間
- 愛知県
- 通信制
- 新しい可能性を見つけるため
- 弱い立場にある子どもたちや問題を抱える家庭を支える仕事に就きたいと考えました
上村 悦子さん(47歳)
2013年、本大学の医療・福祉マネジメント学科を卒業。社会福祉士、精神保健福祉士、公認心理師の資格を持ち、県職員として精神保健福祉に携わりながら同窓生たちとの学習会などで学びを継続中。
この大学に入学した理由は?
市の任期付き職員として乳幼児に関する事務に携わっていた時期に児童虐待などの問題への支援を行っている社会福祉士の方の真剣な姿を見て、私も「子どもや家庭の未来を支える仕事に就きたい」と考えるようになりました。同時期に通信制の学部がある本大学を知ったことで社会福祉士を目指すことを決意。オンデマンド学習やオンラインでのテストなど仕事との両立が図りやすい学習環境が整っていたことや国家試験合格率の高さ、そして費用負担が抑えられる単位制学費などにも背中を押されました。
この大学に入学して良かったことは?
専門職としての基本的な考え方を深く理解するとともに、スクーリングでの出会いや多様な知見を得たことで視野が広がりました。福祉の現場で支援する際には人の心理にも目を向けることが必要と教えていただき、社会福祉士と並行して精神保健福祉士の資格も目指すことにしました。学んでいく中での「気づき」が至る所にあるカリキュラムだったと思います。また、先生や他学生との「繋がり」を大切にする校風のおかげで、今でも仲間との学習会などで時代の変化に対応するための学びを続けています。
私のオススメ科目
アディクションと生きる社会を考える
アディクション(依存症)は、当事者だけの問題ではなく家族や周囲の人々、そして社会全体の問題として捉えようとする科目です。精神保健福祉士として、どのような支援を行えばよいのかを深く考えさせられました。
社会福祉政策国際比較
福祉国家・スウェーデンと日本の福祉政策を比較することで日本の現状が浮かび上がってきた科目。スウェーデン研修というプログラムにも参加したのですが、授業と研修の相乗効果で福祉に対する視野が広がりました。
司法と福祉の連携とソーシャルワーク
罪を犯した人が社会復帰するためには司法とソーシャルワーカーの連携が必要であり、同時に地域社会の理解と協力も重要になります。そのために行うべき支援のあり方や専門職としての考え方を学ぶことができました。
お金のやりくり法
本大学の学費はリーズナブルなのですが、入学時は金銭的な余裕があまりなかったので長期的な学習を続けていくために日本政策金融公庫の教育ローンと日本育英会(現・日本学生支援機構)の奨学金を利用しました。
進学を決めるまでの道のり
18歳 | 地元の高校を卒業後、一般企業に就職して主に事務職に従事していました。ただ、地域の経済が低迷していた時期だったため、自分から何かアクションを起こさなければと考えていました。 |
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30歳 | 他県に移住し市役所の任期付き職員として乳幼児健診の事務補助や母子手帳の交付などの業務に従事。仕事を通して社会福祉士という資格を知り、その仕事に惹かれるようになりました。 |
33歳 | 社会福祉士の資格を目指すため、夜間制の大学も考えたのですが、より仕事と両立しやすい通信制の学部がある日本福祉大学に入学することにしました。 |
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問合せ先 | 0569-87-2932(通信教育部事務室)ホームページはこちら |
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