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在校生・修了生インタビュー
日本福祉大学
 福祉経営学部(通信教育)

  • 心理・人間
  • 愛知県
  • 通信制
専門性を高めるため
患者さんやご家族を地域ぐるみで支援するため精神保健福祉士を目指そうと考えました

境 京子さん(59歳)

看護師として豊富な経験をしてきたが、患者・家族を支援する上で心理学の知識が必要と痛感し、働きながら学び2021年に学位を取得。2023年、精神保健福祉士の資格取得を目指して本大学に編入学。

この大学に入学した理由は?

現在、患者さんと医療従事者の対話を促す仲介役である医療メディエーターとして公立病院に勤務していますが、認知症や精神疾患を背景に持つ患者さんやご家族との対話は困難で心理学の学術的な知見や臨床経験という引き出しだけでは支援しきれない現実があります。また、病院だけでは支えきれない多くの事例を通して、地域に根差した支援やソーシャルワークの重要性を感じるようになり、社会福祉への理解を深め、自身の専門性を高めるために精神保健福祉士の資格取得を目指すことにしました。

この大学に入学して良かったことは?

経済的に無駄のない単位制学費と各分野のスペシャリストである教授陣によるオンライン授業などに惹かれて入学しましたが、今、感じているのは学習サポートの充実ぶりが特筆に値するということ。メールや電話で相談・質問ができ、常に丁寧に対応していただけます。仕事の関係で勉強時間は不足気味ですが、これまで“こうであろう”と自己流で解釈していた事案を体系的に学ぶことで確かな実践力になっています。今後も意欲的に学びを深めることで私にできる社会貢献に繋げていきたいと思います。

私のオススメ科目

精神障碍者と福祉実践II

精神保健福祉を取り巻く社会環境や課題、そしてソーシャルワーク実践への理解を深める科目。一番印象に残っているのは、精神的なケアを必要とされる当事者の方から直接お話を聞く貴重な機会があったことです。

心理学

人の心を理解し、心理的支援を行うために必要な基礎知識を体系的に学ぶ科目。心理学のエッセンスがコンパクトにまとめられており、テキストもわかりやすいため、初めて学ぶ方でも興味を持って履修できると思います。

精神医学と精神医療

精神疾患への正しい理解や治療法、福祉との連携などを学ぶ科目。私自身、日々の業務において直面している事象を理論的かつ実践的に学ぶことができる内容となっており、精神保健福祉士の役割への理解も深まります。

お金のやりくり法

リーズナブルな金額ですので収入・貯えで無理なく賄うことができます。ただ、科目によっては同時期に入学した夫とテキスト以外の参考図書を共有することがあり、それが心ばかりの節約でしょうか。

ある一日のスケジュール

5:00起床。朝食、身支度を急いで済ませて家を出ます。
6:00通勤。自動車で片道2時間かかります。高速を使っても1時間半程度です。道路工事や事故渋滞など不測の事態を考慮して、この時間には家を出ます。
8:00業務前の準備。前日の夜から早朝にかけての時間帯に起こったこと、あるいは救急搬送された患者さんの状況などを確認します。
8:30業務。午前中は外来診療棟において患者さんの状態を把握するようにしています。また、予約なしでも申し出があれば相談室に移動して対応します。
12:00昼休み。一息つきながらテキストを読んだり、1コマ(科目により20~40分)だけでもオンデマンド授業を視聴したりするように心掛けています。
13:00業務。予約の相談業務や医療面談の他、所属している医療安全管理室の会議や委員会活動(虐待防止、個人情報保護、接遇など)が目白押しです。
19:00終業。面談がずれ込んだり、書類作成、会議の準備などが重なったりすれば、20:00~21:00になることも多々あります。
21:00帰宅。心身ともに疲れて帰ってくるため、平日の夜にテキストを開くのは難しく、勉強は週末や祝日に集中的に行っています。
23:00就寝。遅い夕食と入浴を済ませて、ようやく床に就けます(笑)。
問合せ先0569-87-2932(通信教育部事務室)ホームページはこちら
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