大学・大学院で学ぶとなると数十万〜百万単位の金額がかかる。この学費がネックとなって、学びたい気持ちはあるのに、
進学をあきらめてはもったいない。家計を見直す、制度を活用する…やりくり次第で学費を捻出することは可能なのだ。
進学をあきらめてはもったいない。家計を見直す、制度を活用する…やりくり次第で学費を捻出することは可能なのだ。
大学では各制度を設けて経済的負担を軽減している
学費やりくりは貯金をベースに考える
お金を借りれば当然その支払いが発生する。そのため学費準備としてまず考えたいのが貯金だ。貯金なんてない…という人も失望しないでほしい。今からでも実践できることはある。
生活を変えるとなると大変に感じるかもしれない。しかし、それだけのメリットもある。
貯金をベースに、不足分は学費捻出に役立つ制度を活用するのがポイントだ。大学・大学院では、奨学金や教育ローンなど、各制度を用意してくれている。
利用する場合にまず注目したいのは返済義務のない給付型の奨学金。給付条件をクリアするなら、大いに利用しよう。また、貸与型の奨学金や、教育ローン制度も低金利であるため、金融機関を直接利用するよりもおトク。上手に利用するとよい。
ほかにも学費捻出に役立つ制度はある。学費の総額を計算し、支払いの計画をたててみよう。
学費やりくり五か条
- その一◎貯金をできるだけ活用 親から借りるという方法も
- その二◎給付型の奨学金は迷わず利用 貸与型の奨学金にも注目
- その三◎ローンの活用は収入の20〜25%を目安に
- その四◎入学金割引や学費分割払い・・・サポート制度もチェック
- その五◎固定費を見直して賢く貯金 日々の節約も心がけ学費へ
大学院の学費の相場をチェック
※初年度納入金(入学金+年間授業料+その他の施設費など)の相場例
国立大学 | 82万円程度 |
---|---|
公立大学 | 70〜100万円 |
私立大学(文系) | 80〜100万円 |
私立大学(理系) | 100〜180万円 |
法科大学院 | 100〜210万円 |
通信制大学院 | 40〜100万円 |