履修単位数で学費が決まる。長期に学びたい人向け
長期履修者を考慮して、近年、履修する単位数に応じて学費を支払う「単位制学費」を導入する大学が増えている。例えば、大学院修士課程2年間のところを3〜5年かけて長期履修する場合、毎年一律の学費を納入するシステムでは経済的負担が大きくなってしまう。そこで単位制学費を導入し、長期履修生も2年間で修了する学生とほぼ同じ総額で修了できるようにしているのだ。文京学院大学大学院のように初めの2年間は固定制、以降は単位制というところもある。単位制学費であれば、一括納入の負担が少ないので入学しやすいメリットもある。
単位制学費を導入している大学例
大正大学大学院 (博士前期課程3・4年コース)
桃山学院大学大学院経営学研究科 日中連携ビジネスコース