大学に入ってから、 サークルを設立し、授業で活動団体を作り、 気がつけばいつも何かの中心で、必死になっていた。 思い返せば小中学校でも学級委員長をやっていたっけ。 周りからは、すごくリーダー気質な人間に見えるかもしれない。 だけど、本当の自分は怠け者だと僕は知っている。 休みの日は、一日寝てるなんてこともよくある。 だから、怠けられない理由をたくさんつくる。 授業、サークル、学外活動、バイト。 忙しいけれど、いまの自分は嫌いじゃない。
大学へ進学するとき、大きく悩んだ。 東京の附属高校から、そのままエスカレーターで上がるか。 果たしてそこで自分のやりたいことができるのか。 父が観光に関する仕事をしていて、 なんとなく自分も街づくりや地域について興味があった。 だけど、このままいけば理系で、興味がある学びではない。 4年間、それで自分が満足できるか。 答えはノーだった。 あえてレールを外れる不安もあったけれど、 ある意味自分の中で覚悟が決まった瞬間でもあったと思う。
入学してから都内で一人暮らし。 むかしは、よく遊びに来ていた祖父母の家。 懐かしさもあったし、一人暮らしに対する憧れもあった。 だけど、入学時はコロナ禍。 授業もオンラインで、寂しい気持ちでいっぱいになった。 内容も法律のことばかりで、正直つまんなくて。 それがフィールドワークが増えていくことで だんだん楽しくなっていった。 それから友人たちとアルティメットのサークルも作った。 最初4人で始めた活動も、 今や約80人になり、後輩もたくさんできた。 めまぐるしく過ぎる日々に、今は充実感でいっぱいだ。
市長に、政策提言をする。 まさか大学生でそんなことをする 瞬間がくるなんて思わなかった。 僕が所属する牧瀬ゼミでは地方自治体へ向けた 政策提言を学生たちで行える。 神奈川、岩手、静岡… 先生が驚くほどたくさんの案件に挑戦させてくれる。 先日は横須賀市の教育フォーラムに ファシリテーターとして参加した。 うまくできないことも、一回や二回ではない。 だけど、地域の人たちと一緒に、物事を進める。 まさに自分がやりたかったことが、ここにある。
地域創生をテーマに様々な事例から理論を構築する。ゼミ生自らが現場に行き、地方自治体へ向けた政策提言やイベント運営に携わることができる。
もしも、自分の好きな都道府県は?と問われたら 沖縄と答えるだろう。 始まりは授業の一環だった。 沖縄の文化を関東で広げる活動を行い、 その活動を授業後も行うために 沖縄県人会「KGUおきなわファミリー」を設立した。 僕はその代表になった。 大学入学までは、沖縄のことを全く知らなかったけれど、 今では島人の人なつっこさやおおらかな県民性に虜だ。 実際に沖縄に足を運んでイベントに関わったりもしたし、 今でも、関東でお祭りやイベントの運営にも携わっている。 次は沖縄のどこに旅行に行こうかなんて、今も考えている。
将来のことはまだ決められていないけれど、 インフラ系の会社で地域創生に関わりたい。 サークルや沖縄県人会の活動を通して、 人と人をつなぐことが、 どうやら自分は好きなようだと気づいた。 関東学院大学には、自分が踏み出せば 挑戦できる環境も、一緒にやってくれる仲間もいる。 残りの学生生活の中で、少しでも自分が いろんな一歩を踏み出せればいいなと思う。
田中さんの所属団体
キャンパス内での会員募集イベントの開催や沖縄文化を発信する学外イベントの参加など、活動は多岐にわたる。初代会長に田中悠太さんが就任。