CONTENTS2 好きとつながる CONNECTED FAVORITE THING

先生×在学生
“好き”でつながるクロストーク

学生思いの先生と、
学校に帰ってくる学生。

CGスペシャリスト学科

中山 克彦 先生
中山 克彦 先生
田中 浩平 さん
田中 浩平 さん
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Q.CGの扱いは学生にとっては非常に
難易度の高いものになると思うのですが
先生が指導の際にされている
工夫はありますか?

中山 克彦 先生
中山先生

Mayaというソフトを扱うCG制作の入門の授業があるのですが、理解できなかった学生を対象に放課後に特別授業を今年から実施しています。CGは専門性が高い分野なので、最初につまずいてしまうと、ずっと苦手感が残ってしまいます。だからこそ、基礎を丁寧に教えることで、学生が楽しく学べるように支援しています。また、苦手意識を感じている子には、できたことをほめてあげることで、自信をつけさせるように指導しています。

田中 浩平 さん
田中さん

入学時は学生の能力はまばらで、最初から絵が上手に描ける人、パソコン操作になれている人もいればそうでない人もいます。最初はできなくても、先生の指導や本人の努力で成長する学生はたくさんいます。僕の同級生で絵が得意でない子がいたのですが、いつも放課後に残って練習していて、今では見違えるほど上手になりました。誰かが成長すると、みんな負けていられないという気持ちでモチベーションが上がるんです。先生の指導だけでなく、学生同士が高めあえる環境も成長の要因だと思います。

田中 浩平 さん

Q.今後の目標や夢はありますか?

中山 克彦 先生
中山先生

自分が送り出した学生と一緒に仕事をしてみたいです。卒業後にお礼を言ってくれる学生は決して少なくありません。彼ら、彼女らが先生のおかげで成長できましたといってくれる瞬間がたまらなくうれしいんです。内定が決まった瞬間から学生は1人のクリエイターになります。教える・教えられるの関係ではなく、クリエイター同士、対等な関係で関われたらうれしいですね。

中山 克彦 先生
田中 浩平 さん
田中さん

自分の名前をこの世に刻みたいです。そのために、自主製作で映像やゲームを作りたいと考えています。
CGもプログラミングもすべて手掛けてみたい。自分の看板になるような作品が生まれれば、仕事の幅も広がると思います。そして、これは小さな野望なのですが自分の甥っ子姪っ子たちにおじちゃんはこんなの作ったんだよと、作品を自慢したいという気持ちもあります。いずれ中山先生と共同制作をする機会があれば嬉しいです。

学生がつまずかないように、のびのびと学べるように。先生の思いは学生へとつむがれていく。

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