在校生・修了生インタビュー
日本女子大学
通信教育課程
家政学部児童学科・食科学部食科学科
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- 福祉・医療・健康・生活
- 東京都
- 通信制
- 昔からの夢を叶えるため
- 通信教育課程で家庭科の教員免許状取得。生きる力を育む授業に自分の経験を活かしたい
中村 翠さん(45歳)
管理栄養士として食品メーカーに勤務。妊娠を機に退職。3人の育児が落ち着いた2014年、小学校の理科支援員となる。2020年4月、食物学科に3年次学士入学。4年で中高の教員免許状(家庭科)取得。
育児、仕事をしながらでも教員免許状取得が目指せる環境
小学校の理科支援員として授業の支援を行う中、「先生」になって子どもたちとより近くで接したいと考えるようになりました。大学時代、管理栄養士資格取得を優先し、家庭科の教員免許状取得を断念していた私。感染症が拡大し、できないことが増えていた時期でもあり、「今だからこそ始めよう」と教員免許状取得を決意しました。日本女子大学を選んだのは、通信教育で家庭科の教員免許状を取得できる日本で唯一の大学だから。今の生活を変えず、家庭、仕事と学びを両立できる環境が魅力でした。
熱い想いを持つ教員や仲間との出会いが財産になった
入学して驚いたのは、豊富なスクーリング科目です。熱意あふれる先生方から直接指導が受けられる機会は貴重な体験。同じ目的を持つ仲間と助け合い、励まし合いながら学べたことも、大きな財産になりました。こうした素晴らしい環境の中、自分のペースで学び、念願の教員免許状を取得。家庭科は最も生活に密着した科目であり、「生きる力」を育む科目です。社会人、育児、社会に出てからの学びを経験した今だからできる授業があるはず。「生きる力」を育てられる教員となることが目標です。
私のオススメ科目
調理学実習II【スクーリング科目】
6日間かけて和食、洋食、中華の本格的なコース料理をグループで作りました。日常の調理でも使えるコツも修得。年齢も住む場所も違う方々と実習を通して学びに関する情報交換もでき、得るものが多かった授業です。
学校カウンセリング基礎論2【テキスト科目】
教員免許状取得に必要な科目。自分の子育てへの学問的な裏付けが分かったことに加え、教科書以外にもカウンセリング関連の書籍を読むきっかけにもなりました。新しく知ることが多く、学ぶ意欲にも繋がりました。
家庭科教育法I~IV【テキスト科目/スクーリング科目】
学生の中には、教員として教育現場に立ちながら、家庭科の教員免許状取得を目指す方もいます。スクーリングではそうした方の模擬授業も体験できました。効果的な授業についてより実践的に学ぶことができた科目です。
お金のやりくり法
学費はリーズナブルなので経済的な負担は少なかったと思います。スクーリング時に時間に余裕があるときは在来線を利用する、書籍は図書館や中古本を利用するなどの工夫をして節約を心がけていました。
ある一日のスケジュール
6:00 | 起床。子どものお弁当を作ります。おかずは多めに作って、3人の子どもたちの朝食に。出勤前に洗濯などの家事をこなし、身支度を素早く終わらせます。 |
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8:00 | 出勤。出勤時間は車で15分ほど。スマホの自動音声で読み上げる機能を使って、テキストや自作のテスト対策を運転中のBGMにしていました。少しのスキマ時間も有効に使うことが、学びを続けるコツでした。 |
8:30~15:00 | 仕事。小学校の理科の支援員の仕事は週5日。理科実験室で行う授業のサポートに入ります。自分の子どもたちはもちろん、勤務先で子どもたちと触れ合っていたこともあり、教職科目はとても興味深く学べました。 |
15:00 | 勤務終了。夕飯の買い物をしてから帰宅します。帰りの車内も試験前は自動音声を聴いていました。科目修了試験の地元の会場は車で1時間ほど。試験に向かう車内でも自動音声で復習をしていましたね。 |
17:00 | 帰宅。家に戻ってからは片付けや夕飯の支度などの家事に追われる時間。調理実習で学んだコツなどを日々の料理で活かすこともあります。 |
20:00 | 子どもの宿題を見たり、習い事の送迎をしたり、家事をしながら子どもたちを優先して動きます。家事の間はスマホの自動音声を流しっぱなしにして、繰り返し聴いていました。 |
22:00 | 子どもたちが就寝。家事が一段落ついたら、勉強を開始。平日は疲れもあり、あまり長くできませんが、やれるところまでやります。レポート作成など集中して取り組む学習は週末に時間を取るようにしていました。 |
24:00 | 就寝。試験前はお風呂でもスマホの自動音声を流していました。仲間たちと情報を交換しながら学べたことも心強かったですね。今も連絡を取り合っていて、ずっと繋がれる仲間ができたことが嬉しいです。 |
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