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在校生・修了生インタビュー
日本社会事業大学大学院
社会福祉学研究科
博士前期課程・博士後期課程

  • 福祉・医療・健康・生活
  • 東京都
  • 大学院
専門性を高めるため
研究論文として、現場の気づきを次世代に残す。それが博士課程に進んだ動機です。

水野 茂樹さん(53歳)

結核病棟専任のソーシャルワーカーとして活躍。その後、研究論文に取り組むため修士課程に進学し、さらなる成長を求めて同大学院の博士課程へ。現在は仕事と両立しながら調査・研究を行う。

入学の理由

私が学会発表に臨んだ数は、21回。しかし、その内容は業界に蓄積されることはなく、次第に「研究論文として残し、気づきを次世代に繋げたい」と考えるようになっていきました。その後、修士課程に進学。将来的に教員になることも視野に、博士課程に進学する道を選びました。同大学院を選んだ理由は、幅広い領域の教員が在籍する福祉の単科大学だったから。「ここでなら自分の関心領域だけでなく、福祉のあらゆる知恵に触れられる」と同大学院の門戸を叩くことを決めました。

大学院の魅力

現在は仕事と両立しながら、研究テーマである「医療機関における肺結核患者のソーシャルワークアセスメント」の調査、研究を続けています。多種多様な領域の教員がいるからこそだと思いますが、学生の関心領域も多彩なため、ゼミに参加するたびに「その領域ではそういう視点があるのか」「今度、公衆衛生学の観点を取り入れてみよう」と大きな刺激を受けています。広大な領域の知恵を吸収しながら、自身の論文を次の段階に進められる。それが同大学院の大きな魅力になっていると思います。

私のオススメ科目

社会福祉学専門研究演習

指導教員や所属学生と意見交換ができる貴重な機会です。博士課程の学生はすでに大学教員として活躍されている方が多く、それぞれの方の知見を参考にして自分の研究の進め方を再検討することも少なくありません。

博士論文指導 I

指導教員とともに研究テーマや研究計画書を検討。国内外の先行文献も徹底的に調査し、第一次予備審査に向けた準備を進めます。この指導をきっかけに、研究における「問い」の重要性を再認識することになりました。

博士論文指導 II

先行文献を踏まえて、どのように研究を組み立て、展開していくのか。その妥当性や検証の必要性などをより深く検討します。学会発表と研究論文の壮大な違い、その難しさと面白さを改めて感じるようになりました。

お金のやりくり法

学費がリーズナブルなため、無理なく通えています。社会人が通いやすい価格帯に設定されていることも同大学院の魅力のひとつだと思います。

ある一週間のスケジュール

月曜日出勤日。帰宅後は夕食をとりながら、子どもとの会話を楽しみます。その後、翌日のゼミの準備をスタート。発表者や司会を確認します。
火曜日終業後、19時からオンラインでゼミに参加。他の学生の発表を聴いたあと、夏合宿の計画についても話し合いました。その後、子どもの翌日のお弁当を準備。夜のうちに、おかずをつくります。
水曜日翌日から研究のための休暇を取得する予定だったため、仕事を残さないように残業をしました。帰宅までの時間を活用して、ゼミで得た新たな気づきを自分の研究にどう取り入れるのかを思案しました。
木曜日子どもの登校を見送ったあと大学院へ。図書館で文献検索を行い、必要な資料の複写を行いました。福祉の歴史とともに歩んできた同大学院の図書館は蔵書が豊富で、ここにしかない貴重な文献にも触れることができます。
金曜日研究調査のため飛行機で他県に向かいます。到着後、ある病院のソーシャルワーカーにインタビュー。ホテルに戻り、取材内容を整理します。子どもたちと電話し、週末の予定などについて話を弾ませました。
土曜日研究調査がひと段落したので、リフレッシュのために趣味のダイビングへ。海に癒されたあと、子どもたちへのお土産を買いに行きました。仕事と学業の両立は簡単ではないため、ときには思いきって遊ぶことも重要です。
日曜日家族とBBQへ。その後、子どもたちが遊び疲れて寝たため、20時頃から勉強に取り組みました。日頃、家事をやることも多いので、こうした一人の時間も上手く活用して研究を進めるようにしています。
問合せ先042-496-3080(入試広報課)ホームページはこちら
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