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在校生・修了生インタビュー
グロービス経営大学院
 経営研究科 東京校

  • MBA
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専門性を高めるため
MBA取得はファミリービジネスを承継する二代目としての挑戦のひとつでした

荻野 佳奈子さん(40歳)

株式会社NSグループ社長。大学卒業後、経営コンサル会社勤務を経て、2010年NSグループへ転職。第一子出産後、2021年本科入学。2023年創業者の父から引き継ぎ、社長就任。2024年修了。

入学の動機・大学院の魅力

父が創業したサービス事業会社に転職。赤字だったブライダル事業の立て直しなどに携わった後、人事責任者(CHO)に着任。2019年、子育てを始めるタイミングでもともと興味のあったMBAに挑戦しました。グロービスの授業は学生同士のディスカッションが中心で、立場や年齢に関係なく意見をぶつけ合うことができます。これが私にとって毎回ワクワクする体験でした。二代目として10年ほど働いてきた社内では忖度されることもあったので、フラットな人間関係を築けることがありがたかったです。

大学院で学んで得たこと・取り組んだこと

コロナ禍における感染対策の徹底や業態を変更しながらの営業継続は、難しい経営判断を次から次へと迫られました。しかし、グロービスで得た知見はもとより、教員やクラスメートからその都度たくさんのアドバイスをいただいて乗り越えることができました。在学中の社長就任となりましたが、今後は新規事業の立ち上げにもチャレンジしながら、スタッフの待遇改善にも取り組みたいと考えています。その実現に向けて支えになってくれているのも、やはり教員やクラスメートとのつながりです。

私のオススメ科目

ファミリービジネス・マネジメント

事業承継者ならば、誰しも受講する価値があると思います。実社会では同世代の事業承継者と出会ったり語り合える機会は非常に稀なので、3日間の集中講義を通じてかなり貴重なネットワークを築くことができました。

クリティカル・シンキング

ビジネスにおいて、自分が好きなパターンの進め方や思考の癖が強いことを自覚させられました。考え方の偏りを正すため「枠組み」と「イシュー」を意識するよう、徹底的に叩きこまれました。

サービス・マネジメント

カラオケ店やホテルなど店舗ビジネスを経営する私にとって、世界的なラグジュアリーホテルのケース(企業事例)を学べたことは大きな収穫。サービス業に対する思い込みや、神話の構造に気づくことができました。

お金のやりくり法

社員・スタッフ総勢4,000人の生活に対して責任を持つ立場として、経営に関するスキルは必須と捉え、思い切って投資しました。

ある一日のスケジュール

5:00なるべく朝は早起きし、息子が寝ている間に授業の予習に取り組みました。出産前は夜型でしたので、劇的に生活サイクルを変えました。
7:30息子の起床時間。朝ごはんを一緒に食べて支度をし、保育園へ送っていました。
10:00勤務開始。部門をまたいだ会議も増え、生産性向上のためにも各会議室にホワイトボードを設置。グロービスの授業スタイルに影響を受けた私が導入を決めました。
12:00朝の勉強時間だけで予習・復習を終えられない場合は、昼休みや業務中のすきま時間を利用して勉強していました。
14:00会議の改革など、全社員向けにメッセージを伝える際には、メッセージの作成やロジック、スライドの使い方といった、ビジネス・プレゼンテーションでの学びが役立ちました。
18:00終業後、息子のお迎えに。私が授業で遅くなる日のお迎えは夫が担当していました。2人のスケジュールはアプリで共有しているので、家事や育児を適宜分担できています。
19:00平日の授業は19:00から。ケースで他社の事例を知ったことはもちろん、「コロナ禍に営業を続けた判断は正しかったか?」といった自社の実務についてもアドバイスをもらい、励みになりました。
20:00授業のない日の場合、息子と晩ごはん。たまに外食することもあり、お店で食事する前後の時間を自習に充てました。その間は息子の「動画視聴OKタイム」にしていました。
22:00授業のある日は、22:00過ぎに授業が終わった後、懇親会に参加して、授業の振り返りや実務に関する情報交換。授業のない日は、翌朝の予習に備えて、早めに寝ていました。
問合せ先https://mba.globis.ac.jp/inquiry/ホームページはこちら
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