300円と298円だと人が感じる認識は全く違います。値段を見るとき人は左端の数値を重視しやすく、お得だと感じやすいのです。よって売り上げが伸びます。このことを「端数価格効果」と呼びます。
競争心が強いのは男性と思い込まれた社会で、競争心の強い女性リーダーが批判されてしまう現象を「バックラッシュ効果」といいます。このような思い込みや固定観念が人の挑戦を阻むこともあります。
流行っていなかったパン屋さんも、ある日突然行列ができると並んでしまいたくなることを「バンドワゴン効果」といいます。自分も仲間に入りたいと思うことから、このような効果が生じると考えられています。
「好青年」「清純派」「人気アイドル」の芸能人が出演しているおしゃれな広告を見ると、掲載されている商品の品質もよいものにみえてきます。一部の側面が優れていると、それ以外のところも優れて見えることをハロー効果と呼びます。
「人気がないから」、「可哀想だから」。そんな理由で応援したくなる心理のことを「アンダードック効果」といいます。逆に人気になることで応援する必要性を感じず、推しから離れていくファンも多いです。