琉球文学の特徴として「神話が謡われる」があります。奄美のシャーマンが唱える呪詞、宮古島のツカサなどの公的な司祭者が唱え謡う神歌等。日本文学とは少し違った興味深い琉球文学の世界を学ぶことができます。
「生きる」「生まれる」「生ビール」などの読み方を持つ「生」にはなんと150種類以上の読み方が存在します。例えば、「生憎(あいにく)」「生粋(きっすい)」などもそう。他にどんな使われ方をしているのか調べるだけでも楽しいです。
日本の短歌は、奈良時代の万葉集から始まりました。その後、日本では57577の引音で心の機微や情景が読み詠われてきました。授業では、そんな短歌の世界を知り、実際に詠むことで古の日本の文学に触れていきます。
札幌は「乾燥した広大な大地」を表すアイヌ語「サッ・ポロ・ペッ」が語源、稚内は水の豊富な沢を示す「ワッカ・ナイ」から。そんなアイヌの言語やその歴史・文化についても日本語日本文学専攻コースでは学んでいきます。
少女漫画は様々な変化を遂げてきました。例えば1980年代の学園もの、1990年代の逆境に打ち勝つヒロイン、2000年代は恋愛+αなどの要素を盛り込んだ作品が流行しました。コミック表現研究の授業では少女漫画に注目し、令和までのコミック・アニメの歴史を振り返ります。