地域の人や自治体が中心となり、無料または低価格帯でこどもたちに食事を届ける「こども食堂」。無縁社会が広がる日本で地域のこどもと大人とのコミュニケーションの場になっています。現代の日本社会が抱える課題や取り組みを学びます。
アメリカ大統領選挙などで確認されているフェイクニュース。虚偽の情報が誰かの手により作りだされ、SNSで拡散される世の中です。ジャーナリズム論では正しいニュースの見方、情報発信の仕方を身につけていきます。
人は社会の中で自分の性別や役割を意識し、振る舞おうとします。このことを社会学では「ドラマツルギ―」と呼びます。ジェンダーの社会学の授業では、皆が多様性を発揮して生きていくために何が必要なのかを学んでいきます。
自分の担当が終わってもクラスの作業が終わってない場合「わたしだけ帰るのはな」「手伝った方がいいかな」と考えてしまいがちです。そのような集団意識によって個人が拘束されることを社会学では「社会的事実」と表します。
犯罪を防ぐために重要なのが「入りにくく」「見えやすい」。この視点からデザインされたのがコンビニです。出入口が1カ所で「入りにくく」、全面ガラス張りにすることで「見えやすい」。社会学科の授業ではこうした犯罪社会学的な思考や身につけることができます。