今や時代のキーワードともなっている「環境」。ビジネスや行政、NPOなどさまざまな領域で、
環境に関する専門知識を持った人材が求められている。
大学・大学院でも、環境をテーマとした学部や研究科・専攻が続々登場し、先端的かつ分野横断的な教育を展開している。
大学・大学院でも、環境をテーマとした学部や研究科・専攻が続々登場し、先端的かつ分野横断的な教育を展開している。
「大学は理学部生物学科。今は関係ない仕事についているが環境の専門職をめざしたい!」
専門家養成教育も年々充実傾向
理系のバックグラウンドがあるのなら、環境問題に関する研究職や環境アセスメントの専門家をめざすこともできるし、経営・政策系の知識を習得して環境マネジメント系職種に進む道もある。こうした専門家を養成する大学院もここ数年充実してきており、昼夜開講制の研究科もある。
教育内容を吟味して選ぼう
このジャンルは分野横断的な教育を行う新しい大学院が多く、他分野からも飛び込みやすい。大学院ごとにカリキュラムも個性があるので、自分がめざす職種に合うかどうか、よく吟味して選ぼう。
「環境保護のために何かしなければ!自分でNPO法人を立ち上げて活動したい」
文理融合型の大学院も増えている
人間環境学、環境社会学など、環境と人間、環境と社会のかかわりについて文理融合型の教育を行なう大学院なども最近では目立ってきている。これらの大学院に進学すればこの分野に関する理解を深めることができる。またはNPO/NGO運営について専門的に学べる大学院を選ぶ道もある。
どんな人が学んでいるかも確認
環境に関する専門知識を強化するか、NPO運営に関するノウハウ習得に力を入れるかで選択肢は異なる。大学院は仲間探しの場にもなるので、どんな人たちが集まっているかも確かめておこう。