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はじまる、薬剤師の未来図。

 
勝俣 水稀さん

ウイン調剤薬局 横浜西口店

薬の販売員から、健康の応援役へ。 街の健康コンシェルジュとしての誇り。
薬の販売員から、 健康の応援役へ。 街の健康コンシェルジュ としての誇り。

処方箋・市販薬・接客を武器に、
患者さんの不安を笑顔に変える
「ライフスタイルに寄り添う薬剤師」の話。

  • #健康コンシェルジュ
  • #処方箋×OTC
  • #部活とバイトと猛勉強

Chapter_01

ただの調剤で終わらない。 暮らしを支える「健康コンシェルジュ」。

オフィス街の薬局で、管理薬剤師としてどのようなお仕事をされていますか?

私は2019年に昭和薬科大学を卒業し、現在はオフィス街にある調剤薬局で「管理薬剤師」として働いています。この立地ならではの特徴として、近隣のオフィスワーカーなどのリピーターが多く、処方箋の調剤だけでなく、市販薬(OTC医薬品)の購入や健康相談に来られる方が非常に多いことです。幼少期に小児ぜんそくを患い、お薬に助けられた経験から「手に職をつけたい」と薬剤師を目指した私は、就職活動で病院や企業など幅広く見学しました。その中で、当時まだ珍しかった市販薬の取り扱いに深く注力していたウイン薬局に出会い、調剤薬局で専門的な薬に触れながらも、「身近な友人や家族がちょっとした体調不良で困ったとき、すぐに自信を持って最適な薬を提案できる存在になりたい!」と考え入社を決めました。

現在、世の中的には花粉症薬など医療用医薬品の一部が保険適用外になる流れがあり、自分自身で健康を管理する「セルフメディケーション」の重要性が急速に高まっています。コロナ禍で病院の発熱外来がひっ迫した際にも、多くの患者さんが「まずは薬局で市販薬を」と足を運ばれました。私たちの仕事は、単にお薬を販売することではありません。患者さんの症状や生活背景を丁寧に聞き取り、もしご自宅に使える薬が残っているなら購入を止めますし、専門医の治療が必要だと判断すれば病院への「受診勧奨」を行います。ゴールは薬を売ることではなく、適切な健康行動をサポートすること。処方箋調剤の高い専門性と市販薬の幅広い知見を掛け合わせ、地域住民の「健康コンシェルジュ」のような立ち位置で、一人ひとりの暮らしそのものに伴走している感覚なんです。

Chapter_02

医療はマイナス感情から始まっちゃう。 だからこそ「共感」を価値に変えたい。 医療はマイナス感情から 始まっちゃう。だからこそ 「共感」を価値に変えたい。

AIや自動化が進む中で、これからの薬局薬剤師に大切なスキルとは?

私のサービス哲学の根底にあるのは、医療機関を訪れる患者さんはみなさん不安や不調といった「マイナス感情」からスタートしているという視点です。だからこそ、親身な共感や明るい笑顔での接遇、お荷物が多い方にサッとドアを開けるといった細やかな気遣いで、少しでもプラスの気持ちになって帰っていただくことを何より大切にしています。実は私の家族も片頭痛や肌トラブルを持ち、よく「どれを買えばいい?」と相談の連絡がきます。

ドラッグストアは薬剤師のいない時間帯もありますが、調剤薬局ならいつでもじっくりプロに相談できます。「おすすめしてもらった薬がよく効いたよ」と笑顔で別の処方箋を持ってきてくださるような、深い信頼関係を築けるのがこの仕事の面白さです。こうした人間力の原点は、大学時代のカフェでのアルバイトや、バスケットボール部での活動にあります。接客の楽しさを知り、部活でチームをまとめる難しさを学んだ経験が、現在の店舗運営や患者さんへの応対にそのまま活きています。机に向かう猛勉強だけでなく、学生時代に全力で取り組んだすべての経験が、いま私の薬剤師としての大きな強みになっています。

Chapter_03

部活・バイト・勉強、ぜんぶあきらめなかった。 一生モノの「学び方」と「絆」。

昭和薬科大学での6年間は、今の勝俣さんにどう活きていますか?

薬学部の6年間は、正直に言って勉強がハードで大変な時期もありました。しかし昭和薬科大学には、全員で一丸となって高い壁を乗り越える「チーム戦」の温かい文化が息づいています。テスト前には新潟の部活遠征先のホテルでもみんなで励まし合いながら勉強をしたり、友達の家で勉強合宿を開き、お互いの得意分野を教え合ったりして国家試験を乗り越えました。学内には静かに集中できるスペースもあれば、みんなでワイワイ議論できる場所もあり、ただ知識を詰め込むだけでなく、「社会に出てからも新しい医療情報を常に学び続けるためのスタイル」を体得することができたと思います。また、教員と学生の距離が驚くほど近いアットホームさも、昭和薬大ならではの最大の魅力です。在学中には、数人の学生に対して1人の教員がついて定期的に交流するアドバイザー制度もありました。この強い絆は、卒業してからもずっと途切れることはありません。当時お世話になったバスケ部顧問だった渡辺先生とは今でもたまにLINEで連絡を取り合っていますし、同じく大学の先輩である鈴木さん(別記事登場)も「最近どう?」と私の薬局に処方箋を持って顔を出してくれます。現在一緒に働いている後輩も昭和薬大の卒業生です。この心強い「昭和薬大ファミリー」の繋がりがあるからこそ、私は現場で自分を信じ、前を向いてポジティブに走り続けることができていると感じます。

未来の薬剤師へのメッセージ

薬学部の6年間は大変そうに見えるかもしれませんが、一歩飛び込んでしまえば、そこには同じ目標に向かって全力で支え合える最高の仲間と先生たちが待っています。部活もバイトも、猛勉強も、昭和薬科大学ならそのすべてを全力で楽しみ、自分の成長の糧にすることができます。薬局薬剤師は、あなたが磨いた人間力で、目の前の人を直接笑顔にできる最高に面白い仕事です。未来の自分を信じて、温かなこの学び舎への一歩を踏み出してみませんか?

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