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私立大学/東京

コウガクインダイガク

こんな先生・教授から学べます

「空き地」の活用を通して、地域の将来像を描く先生

都市デザイン
建築学部 
遠藤 新 教授
先生の取組み内容

一部の都市では大規模再開発が進められる一方、地方や郊外ではテナントが埋まらない商業施設や住民のいない空き家問題がニュースになることが増えてきました。そんな時代に、私が提唱しているのは「空地アーバニズム」という考え方です。空き地には、以前あった建物がなくなった空き地と、長らく活用されていなかった場所があります。どちらも広場や公園、治水機能を持つ植栽や緑地などのグリーンインフラ、運動のためのスペースなど、「空き」のまま有意義な場所に変えることができます。目的を失った空き地(あきち)を都市の中で意味のある空地(くうち)に変えていくのが、「空地アーバニズム」の考え方なのです。空き地を建物に変えず「空き」のままうまく活用したほうが、より良いまちづくり・地域づくりができるのではないかと考えています。

いつまでも着手されない開発を待つより、「空き」の活用を通して地域の将来像を描いていく選択肢をとります

授業・ゼミの雰囲気

社会実験に参加し、「空き地」利活用のケーススタディを学んでいく

遠藤教授の都市デザインに関する研究では、実際に空き地の利活用を行う社会実験も行っています。その一つが川崎市環境総合研究所との共同研究である、神奈川県川崎市麻生区にある広場「カナドコロ」です。整備・運営には遠藤教授の研究室の学生が参加しており、2021年にはその取り組みが評価されグッドデザイン賞を受賞しました。他にも、研究室では郊外の駅前の空地デザインや利活用なども手掛けており、「将来的には、地域の人達が能動的に参加してくれる体制づくりや運営方法なども考えていきたいですね」と遠藤教授は語ります。

「都市や地域は時間をかけて多くの人が関わりながら、少しずつ変化するもの」という遠藤教授

キミへのメッセージ

人口減少が進む日本において、必要性が高まる研究分野の一つ

都市デザインというと大都市の再開発が注目されがちですが、空地の利活用には、住民の減少や経済的な停滞など苦しい背景を抱えた地域を変えるという意義があります。だからこそ取り組む価値があるテーマなのです。

多様なライフスタイルがあることが都市の魅力。そこに暮らす人との出会いも、都市を研究する楽しさの一つ

遠藤 新 教授

大学助手時代、日本よりも一足先に都市部の衰退に直面していたアメリカを巡り、市街地再生のためのプロジェクトを調査。フィラデルフィアで「空き地(あきち)」の再生を通して都市を活性化させる取り組みに出会い、その手法に大きな可能性を感じる。その後、郊外の駅前の空地デザインや利活用などを数多く手掛け、今後は「さまざまな地域で空地の可能性をより広く追求し、将来的にはその手法を体系化したい」と語る。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先生・教授から学べるのは…

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