パラリーガル(法律事務職員)として、お客さまからの受電対応やご契約となった場合の契約書作成、来所対応などを行っています。お客さまの人生に深く関わる仕事のため、「今どういった状況なのか、いつまでに何をする必要があるか」を常に把握し、周囲と連携して進めていく必要があります。担当した案件は最後まで見守り、その時、その場に応じて弁護士に確認や報告を行うよう意識しています。また、同僚ともこまめに情報共有を行い、不在時でも対応に困らないように努めています。お客さまから「話を聞いてくれてありがとう、気持ちが楽になりました」とお言葉をいただけた時はとても嬉しく、やりがいを感じます。
法律の基礎的な知識を身につけるだけでなく、ビジネスマナーも学ぶことができる点に魅力を感じ、西日本短期大学へ入学しました。在学中は資格取得につながる授業に積極的に参加し、入学時に目標としていた秘書検定の資格を取得することができました。学生時代に法律の基礎を勉強していたことで、今の仕事でお客さまとの会話で交わされる法律用語も理解できているため、しっかりと学んでおいて本当に良かったです。また、常にパソコンを使う仕事なので、タイピングの練習をしていたことがとても役に立っています。西日本短期大学は先輩後輩ともに仲が良く、授業でも関わる機会が多かったため、たくさんの個性豊かな友人ができました!
資格取得に向けて多くの授業に参加し学ぶことは、知識とキャリアが身につくだけでなく、何かを成し遂げ、達成する自信にもつながりました。また、法律事務所では報告、連絡、相談であるいわゆる“ほうれんそう”が非常に大切になってくるため、コミュニケーション能力が高く主体的に行動できる人材が求められます。そのため、学生のうちにたくさんの経験ができるよう、勉強以外のことにも積極的に取り組むことがおすすめ。学生時代は勉強だけでなくアルバイトにも力を入れていたことが、とても良い社会経験になりました。いろいろなことにチャレンジして視野を広げ、自分が本当にやりたいことを見つけてみてください!
ベリーベスト法律事務所 勤務/ビジネス法学科 卒/2023年卒/幼い頃から、法律系のドラマや推理小説が好きだった中村さん。そこで弁護士の補佐業務を行うパラリーガルという職種があることを知り憧れるように。西日本短期大学には短大としては珍しい法律系の学科があり、ここで夢を現実にするために進学し、この仕事に就いた。「お客さまの代理人となる受任後の契約書作成や郵便対応、裁判所などへのFAX送信なども任せてもらえるように、今できる仕事に精一杯取り組み、未経験の仕事である裁判所に提出する書面の作成など積極的に対応していきたいです」と、さらなる意欲をみせている。