
国際化の波のなか、国内のインターナショナルスクールで働いてみたい、または海外でこどもの教育に携わりたいという人は増えています。その際に、文化や言語の違いのせいで、子どもたちや父兄とうまくコミュニケーションがとれないことは少なくありません。だからこそ「異文化体験」は必要で、授業の中で海外の多様な文化に触れてもらう機会を作っています。インターナショナルスクールは、日本の幼稚園や保育園とは環境や文化の多くが異なるため、まずはその違いを学生に気付いてもらうことを目的にしています。数々の異文化体験を通じて、海外留学へのモチベーションにもつながるような授業にしたいと考えています。

今まで知らなかったことがいっぱい!海外の異文化をみんなで楽しく学ぶ
2年生の11月に実施される「英語強化週間」では、アメリカの文化体験として、ターキーをみんなで料理してディナーを楽しむ、現地の食文化を知る機会があります。ほかにも多国籍料理を1年生も含めた学生みんなで作り、交流を深めながら、多くの国の食文化に触れる授業を行っています。たとえばインターナショナルスクールには様々な文化背景の人がいて、ハラル食(イスラム教徒の食事)やベジタリアンなど食習慣もそれぞれです。食をはじめとした異文化理解を深めながら、学生みんなで楽しく学んでいます。

ふだんの生活に密着した学びも多いから、勉強も自然と笑顔になる
実際にインターナショナルスクールで子どもたちと触れ合う実習として、プリスクールとキンダーガーデンに出向いて1日体験授業を実施しています。「英語に自信がないから…」と緊張する学生も少なくありませんが、何より大切なのは、語学力よりも積極性や明るさなどの前向きなマインドです。先生も実習に帯同して、異文化体験へのチャレンジを後押しします。こうした実践の学習を通じて、学生それぞれの個性や持ち味も分かってくるもの。卒業後の進路についても、先生が親身になって一緒に考えてくれます。

実習などの実践的な授業とともに、進路などキャリアに関する悩みも一緒に考える
子どもに何が必要かを気付いてあげられる人、そして国際こども教育コースでは、「人と違うこと」に対して好奇心を持てる人にはおすすめです。「なぜ?」という純粋な疑問を大事にしながら学びを深めてほしいです。

国際こども教育学科 国際こども教育コース 八木真祈先生 2年生の担任、異文化体験とキャリアデザインを担当
英語や海外の異文化に関連する内容、インターナショナルスクールでの実習など、子ども教育に関して国際的な視野を持ってもらうための授業です。一方で、異文化理解の前に大切なのは、日本の文化を知ることをはじめとした“自己理解”といえます。子どもの教育においても、まずは自分の感情や思いをきちんと整理し理解しておくことが必要。そうした学びも意識しながら授業を行っています。
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