東レの電子材料を、国内外のお客様に届けるためのデリバリー業務を行っていて、私は国内と韓国を担当しています。お客様とはメールや電話でやりとりし、業務中の言語は日本語が中心。けれど韓国語や英語を使う機会もあるので、JCFL時代の学びがとても役に立っています。頻繁にやりとりしている韓国の商社の方々は日本語が堪能なのですが、あるとき私が韓国語を勉強中で韓国の文化や音楽が大好きだと伝えたところ、韓国語で連絡をいただき、とても感激しました。韓国で行われた研修にも推薦していただいたりと、好きなことと仕事が結びつき、韓国とつながりが持てるようになったことが本当に嬉しく、仕事への意欲も高まりました。
中学時代にK-POPが大好きになり、高校では韓国語の授業を選択。語学を学ぶ楽しさに目覚め、韓国語と英語をもっと話せるようになりたいと思うようになりました。そんなときに友人に誘われて高校2年の夏休みに参加したのがJCFLのオープンキャンパス。当時は友人の付き添いという感じでしたが、印象がとても良く、何より韓国語と英語が学べるアジア・ヨーロッパ言語科に惹かれて、高校3年には6回ほどJCFLのオープンキャンパスに通いました。他校も検討したものの、何度もJCFLに通ううちに私にピッタリなのはここだと確信! カリキュラムはもちろん、先生と生徒の距離の近さや担任制によるきめ細やかなサポートが決め手でした。
学生時代は具体的な目標を定めて学びました。1年次は韓国語能力試験(TOPIK)3級と英検2級の取得を目指し、自宅学習のほか電車の中でも猛勉強。1年のうちにどちらも合格できたことが大きな自信につながりました。語学研修は「イギリス短期語学留学」に参加。2週間現地でホームステイしながらJCFLの提携大学のチチェスター大学で学びました。最初は英語力の足りなさを痛感し、授業やホストファミリーとの英会話に苦労しましたが、現地の文化や人々に直接触れながら過ごす毎日はとても新鮮でした。さらに嬉しかったのは、帰国直後に受けたTOEIC(R)でスコアが約300点もアップしたこと! 改めて現地で学ぶことの大きさを実感しました。
東レインターナショナル株式会社 電子情報材料部電子材料課 勤務/アジア・ヨーロッパ言語科 韓国語+英語専攻/2018年卒/JCFLで学んできた語学力を活かせるグローバルな会社で働きたいとの想いで就職活動をスタート。東レを知るほどに東レで働きたいと思うようになったという。「自分の能力や語学力にはあまり自信がありませんでしたが、東レに入社できたら誰よりも努力し成長できるという強い想いがありました。それを面接でしっかりと伝えることができたのは、いつも励ましてくださった担任の土田先生のおかげ。また、面接練習を夜遅くまでしてくださった李恩周先生にも本当に感謝しています」(A.Tさん)。