アビスパ福岡のサッカースクールで、幼稚園から小学6年生までの子どもたちにサッカーを教えています。毎回の練習メニューを考えるのもコーチの役割なので、各年代に必要なことが身につけられるように内容を考えています。小3くらいまでは、とにかくサッカーを楽しむことを中心に、年齢が進むにつれて、技術的なことも少しずつ教えています。また、自立した心が育つように、あいさつをはじめとするマナーはしっかり指導します。さらに、子どもたちだけでコートをつくるとか、自ら動くような機会をつくるようにしています。私自身、人生のすべてをサッカーから学んだので、子どもたちが人として成長できるように指導することがやりがいです。
小学校の時からサッカーをしていたため、将来はスポーツに関わる仕事がしたいと漠然と考えていました。コーチになると決めていたわけではなかったのですが、リゾスポに入学してからクーバーコーチングというスクールで3年間、サッカーコーチのアルバイトをし、子どもに教えることの楽しさを知りました。就職活動の際は、アルバイトをしていたフットサル場のオーナーや、自分が入っていたサッカーチームのスポンサーから声をかけていただき、気持ちが傾いた時期もあったのですが、「一番したいことを選んだほうがいい」という先生のアドバイスで、「子どもにサッカーを教えることが楽しくて、一番やりたいんだ」と改めて気がつきました。
僕は、自分の人生において多くのことをサッカーから学びました。スポーツとしてだけでなく、人間関係など全部です。だから、サッカーの楽しさを伝えるなかで、人として大事なことを全力で子どもたちに伝えていきたいです。そして、子どもたちが大きくなった時に、「自分はサッカーからすべてを学んだ」と思ってくれたら最高ですね。そう思ってもらえるようなコーチになりたいです。後輩の皆さんには、周りに意見に流されず、やりたいと思うことに全力でチャレンジしてほしいと思います。そして、リゾスポの先生にどんどん話を聞きましょう。授業のことだけでなくいろんな話を聞いて、自分の力にできるといいですね。
アビスパ福岡株式会社 勤務/アスレティックトレーナー科/2015年3月卒/子どもたちと一緒にサッカーができる毎日を楽しんでいる今田さん。ご自身も子どもの頃からサッカーをやっており、「人生において大切なことすべてをサッカーから学んだ」と語るほど。「これからは子どもたちに全力で伝えていきたい。子どもたちが大きくなった時、今の自分のような気持ちになってもらえたらうれしいです」と笑顔を見せます。