忙しい時間の中で、いかに効率よく入学の準備を進めていくかは事前に何をすべきか知っているか否かで変わってくる。
来年4月の入学をめざすなら、そろそろ準備をはじめたいところ。大学院・大学・通信教育の合格までのダンドリをチェックしよう。
編入学試験をめざす人は、情報収集をしっかり行おう。近年、編入学試験は多くの大学で実施されており、学士編入や社会人編入を行うところもある。しかし、すべての学部・学科で実施しているわけではなく、欠員が生じた場合に募集するという大学・学部などもある。昨年実施していたから今年も……と思っていたら、行われないということもあるので、まずはどの大学でどんな編入学試験を行っているか調べよう。また、出身校、単位取得数などによって編入できる年次が異なることもあるので、そのチェックも忘れずに。
編入学試験の内容は、書類審査、外国語(主に英語)、専門科目、小論文、面接が一般的。試験対策は一年次入学とほぼ同じなので、大学入試スケジュールを参考にしよう。
なお、学校によっては6・7月頃に編入学の募集をすることもある。そうした大学への入学を志望している人は、下図を参考に準備をするとよいだろう。
前々年8月 情報収集・志望校選び
どの大学に、学びたい分野の学科があるかを調べ、ある程度、受験したい大学を選んでおこう。この時期は多めに志望校を想定しておくとよい。
前々年11月 過去問題集め・試験勉強
試験勉強を開始。ここでは、どの志望大学でも対応できるような実力を身につけるようにしておこう。過去問題を入手し、出題傾向を分析することも大切。
前年4月 受験準備
この頃より、募集要項が公表されはじめるので、情報をチェックし、志望校を確定させること。願書を取り寄せ、志望理由書など書類を準備しよう。
前年5月〜7月 受験申込・受験
編入学試験を6〜7月に実施する大学・学科もある。入試の直前には、大学で学びたいことなど、面接ですぐに答えられるよう準備しておこう。
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