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公立大学/山口

ヤマグチケンリツダイガク

こんな先生・教授から学べます

スポーツ栄養士としてアスリートの「安心」を支える先生

応用栄養学
看護栄養学部 栄養学科
西村 貴子准教授
先生の取組み内容

スポーツ現場や健康づくりの現場での活動を行う中で気づいたのは、スポーツ競技者のコンディショニングや競技力向上の基盤となる身体活動量・身体的体力と、栄養素等摂取量の関連性については未解明の課題がまだまだ多くあるということでした。研究室では、「身体的体力と競技成績および食事摂取状況の関連性」を明らかにすることを目的に、評価すべき項目を洗い出し、効果的な栄養ケア・マネジメントへの活用につなげる研究を進めています。スポーツ選手が、心身ともに万全のコンディションで競技本番を迎えるためには、食事以外にもさまざまな準備が必要ですが、まずは栄養面で安心して競技に向き合える状態を作ることで、よりよい成果・成績につなげられると思っています。

ジュニアアスリートに栄養指導をするときは、指導者や保護者など周囲の大人にも一緒に伝えることが大事

授業・ゼミの雰囲気

BMIが高い=肥満とは限らない。いろいろなデータから総合的に判断する力を身につける

肥満度を表す指標として国際的に用いられているBMIですが、数値が高いからといって、その人が肥満であるとは限りません。例えば、筋肉質な人は筋肉が重いためにBMIも高くなることがあります。栄養アセスメント実習では、栄養状態をアセスメント(評価)するために必要な要素である、身体計測、食事調査、身体活動量の調査等のアセスメント手法を実際に行いながら、そのスキルの獲得を目指します。学生のみなさんに体育館の中を走ってもらうなどして身体活動量を実際に計測しつつ、多様な視点をもって的確に判断できる力を磨いていきます。

身体活動量の測定中。身体計測や食事の調査など、さまざまな調査結果から総合的に判断を行います

キミへのメッセージ

ヒトの体は分からないことばかり。身近な疑問について一緒に考えましょう!

例えば「競技のどのタイミングで何を食べるとよいのか」などといった具体的なことは、まだまだ分かっていません。栄養と身体という身近な疑問について一緒に考えて、一つひとつ解決していきましょう!

5年近く毎食の食事を写真で送ってくれる選手も。競技人生を陰から支えている喜びを感じるそう

西村 貴子准教授

専門分野/応用栄養学
略歴/中村学園大学を卒業して管理栄養士を取得、胃腸科専門病院に10年勤務後、アスレティックトレーナー養成学校でスポーツ栄養学の教鞭をとりながら、資格が新設された公認スポーツ栄養士を取得。フリーランスとしてパラアスリート、プロサッカー選手、プロ格闘技選手、ジュニアアスリートへの栄養サポート活動に携わり、運動と栄養の関連についての研究に興味を持って大学院博士課程へ。2023年より現職。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先生・教授から学べるのは…

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