そもそも観光って何でしょう? |
皆さんは、観光の経験がありますか?観光と言われて思い浮かべるのは、学校の遠足、修学旅行、家族旅行…などでしょうか。そもそも観光とは「楽しみを目的とした旅」のことで、(1)観光者、(2)観光地、(3)移動手段や観光情報の3つから成り立っています。つまり、横浜中華街で楽しむのも、飛行機を使っての沖縄旅行も観光なんですね。 観光マネジメント学科では、この3つの要素をもとに観光についてアプローチしていきます。特徴的なのは、文献から得る“文字情報”に加え、フィールドワークから“体験情報”を得て、隠された意味や将来などを推察する力を身につけていくことです。 |
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地域を「読み撮る」という新しい視点 |
昨今、自宅から1~2時間の「近く」で楽しむ観光スタイル、マイクロツーリズムが注目されています。2年生からの観光・まちづくり分野ゼミでは、新しい観光の視点として「商大マイクロツーリズム」の提案に取り組んでいます。「自分目線でまちを読み撮る」ことで、商業都市横浜の魅力を再発見・再構築することを目指します。 学生が携帯カメラやインスタントカメラを使って、横浜の各エリアの魅力を「自分目線」で撮影。印刷して、芸術的なタイトルを考えたりしながら、地域の魅力を発信します。まちの何を読み撮ったのか。そこから新たな観光が生まれるかもしれません。 |
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遠方の観光地をオンラインで結んで講義 |
また、「遠く」の観光地をオンラインで結び、地域の観光を考える授業も行っています。滋賀県・信楽町の飲食店経営者をゲストに迎えたオンライン講義では、信楽町の魅力を学んだ後、ゲストから「家庭で普段使っている食材が日本にあるのに、なぜ輸入に頼る」といった食の矛盾に直面し、「日本の食材・食文化の素晴らしさを伝えたいという思いが原点だった」などの経験談が。学生との質疑応答もあり、食を通じた地域の観光やビジネスについて考察を深めました。 |
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