
私が取り組んでいる第二言語習得研究とは、人がどのように第二言語を習得するのか科学的に習得のメカニズムを探求する研究分野。日本の場合で言うと英語学習が第二言語習得にあたります。これまで多くの日本の学生が、英語を習得する上で様々な苦労をしてきたのではないでしょうか。第二言語習得研究を学んでいくことで、これまでの英語学習経験と照らし合わせながら、「どのように英語を勉強すればより効果的に英語学習ができたのか」「どのような学習法はあまり効果的ではないのか」「英語を教える上でどのような英語指導が効果的なのか」といった、英語学習に関する様々な問いを科学的に検証し、学習法や指導法について考えていきます。英語力向上のヒントを得たい人や、英語教員を目指す人にとって、非常に興味深い研究分野だと言えるでしょう。

ミシガン州立大学時代は、第二言語教師として日本語や英語を指導。その時の経験も研究に活かしています。
3年・4年のゼミナールでは、春学期は第二言語習得研究の基本的な理論を学びながら、各自が興味のあるトピックを見つけていきます。秋学期は選んだトピックについて文献を読んだり、小規模な研究や文献のレビューなどを行ったりしながら、各自トピックについて興味・関心・理解を深めることを目標とします。さらにアカデミックな分野で必要なスキルを習得するためのワークショップやトレーニングを行うほか、世界で活躍する第二言語習得研究者のゲスト講演なども実施。興味があれば実際に学術論文の共著者として研究への参加も可能です。

英語必修科目と同様にゼミナールも英語で行われます。まるで英語圏の大学で学んでいるような授業です。
興味のある学問分野が見つかったなら、その魅力や面白さを探究してみてください。そうすれば、大学生活はもっと豊かで有意義なものになるはずです。まだ見ぬ自らの無限の可能性を、拓大で切り拓いてください。

菅先生の趣味はバスフィッシング。ミシガン時代は五大湖でのスモールマウスフィッシングに熱中したそう。
専門科目:英語教育入門、General English I・II、講座「言語と文化」、3年・4年ゼミナール など
略歴:上智大学総合人間科学部教育学科卒業、上智大学大学院外国語学研究科TESOL(英語教授法)コース修了。非常勤講師として勤務後、フルブライト奨学金を得てミシガン州立大学TESOL修士課程修了、第二言語習得研究科博士課程修了。帰国後は拓殖大学助教に就任。
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