微細藻類の光合成で地球を守る。
生命科学部 環境応用植物学研究室 藤原 祥子
微細藻類は、太陽光による光合成や炭酸カルシウムを作る石灰化によって、二酸化炭素を吸収しています。太古の昔、地球が二酸化炭素であふれていたとき、微細藻類がこのシステムにより、地上で生物が暮らせる環境を創ったといわれています。現在、大気中の二酸化炭素濃度の上昇が、地球温暖化を招いており、環境問題として大きく取り上げられています。私の研究は、このシステムを解明することであり、こういった環境問題への取り組みに寄与できると思っています。また、バイオミネラリゼーションとして注目されてきている石灰化の研究では、その素材が骨や歯など医療材料などに使用するができ、この分野にも大きな貢献をもたらすことができるのではないかと考えています。
今の研究は、その成果がCO2問題の解決に密接に関連しており、やりがいを感じます。また、それら新しい発見を学生とともに分かちあえることで、何よりも楽しさを感じることができます。
今の研究は、その成果がCO2問題の解決に密接に関連しており、やりがいを感じます。また、それら新しい発見を学生とともに分かちあえることで、何よりも楽しさを感じることができます。
この先生・教授に出会えるのは・・・
東京薬科大学 生命科学部 応用生命科学科
食品・微生物・環境を学び、生命科学(バイオ)の力で人類の未来に貢献する人材を育成します